【短歌】ほのか
手を繋ぐ 道にほのかに 香るのは
金木犀の 優しい甘さ
僕の手に 結婚式の 招待状
差出人の 名に胸がチクリ
改札口 ほのかに感じた 花の香に
振り返るけど アイツはいない
親友と 言ったあの子の 仄かなる
記憶は黒い ペンで塗られて
卒業式 また会おうねの 約束は
叶わんはずよ じゃあお元気で
手を繋ぐ 道にほのかに 香るのは
金木犀の 優しい甘さ
僕の手に 結婚式の 招待状
差出人の 名に胸がチクリ
改札口 ほのかに感じた 花の香に
振り返るけど アイツはいない
親友と 言ったあの子の 仄かなる
記憶は黒い ペンで塗られて
卒業式 また会おうねの 約束は
叶わんはずよ じゃあお元気で