鳥や猫になって、探検してみたい
散歩をした。行ったことのない住宅街を通り、工場のような建物のあるところに来た。
工場の柵にカラスが一羽、乗っていた。カラスは複数いると怖いと感じるが、一羽だと可愛いと思える。特に、つぶらそうな瞳とか、つややかそうな毛並みとか。
近づいていくと、カラスは柵の向こう側にヒョイと移ってしまった。柵には「部外者禁止」の文字。
工場の人が休憩中なのか、外に出て一服している。でも、「部外者」に特に何も言うことなく、そのまんまだ。ここでもし私が柵を華麗に跳び越えたら、「コラコラコラ」って