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【カフェ営業記】オープンから四年。変わったもの、変わらないもの

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

10/15で当店も開店4周年を迎えます。
「長いようで短かった」との言葉がぴったりなこの四年。

思い返せばオープン当初はまだコロナ禍で、お客さんがみなマスクをされていたので「中々顔が覚えられんなぁ」と言っていたのが今は昔。

今日のテーマは「変わったもの、変わらないもの」
四年間もやっていれば、変わったこともあれば変わらないことも。

そんなことを綴ります。

・変わったもの
①外国人のお客さんが増えた!
なんといっても一番の変化はこれです。オープンした2020年10月は緊急事態宣言などは発令されていませんでしたが、厳しい渡航制限が掛けられており、街中に外国人の姿はほとんどありませんでした。

「コロナ前はこの辺も外国人観光客で一杯だったんだけどねぇ」
そんな話を聞いて「本当?」と半信半疑でしたが、昨年コロナが5類になってからは一気に外国人のお客さんが増えました。

当店の周辺にゲストハウスが点在しており、朝のチェックアウト後、夕方のチェックイン前は外国人のお客さんで賑わうことも。

「アフターコロナ」を最も実感したポイントでした。

②コーヒーの値段
これも大きく変わりました。コーヒー豆自体の値段が年々上昇しているのはもちろん、中国を筆頭に各国でコーヒー消費量が伸びており、世界各国で品質の良いコーヒー豆を取り合う状態に。
また、為替相場や燃料高騰、天候不順など値上がりの要素がいくつも絡み合っています。

日常に近い飲み物だからこそ、手の届く範囲の価格で提供し続けたいのですが…。
価格高騰は業界全体で向き合っていかねばならないことです。

③夏の暑さ…
これは、うちのお店が変わったというよりも、暑さが厳しさを増すことでその影響が年々大きくなっている感じです。
元々夏場はコーヒー業界では閑散期とされているんですが、ここ二年の暑さはかなり堪えました…。
とにかく日中に人が歩いていない!商売あがったりな状態が続きました。

指をくわえて待っていても涼しくはならないので、今年はアフォガートやコーヒーかき氷といった夏季限定メニューにも挑戦しました。

夏の暑さも今後真剣に向き合っていかねばならないものです。

・変わらないもの
①コーヒー豆のラインナップ
3種類のブレンドと5種類のシングルオリジン。
このラインナップは4年間変わりませんでした。
当初は頃合いを見ながらラインナップを変えていこうと考えていましたが、それぞれのコーヒー豆にいつも買ってくださる方がついてきて、その方々を思うと簡単に辞められず…。

結局、常時期間限定豆を置くことで解決しました。
まさか4年間ラインナップを変えないとは…。最初の想定とは少し違いましたが、いつ来ても「あのコーヒーがある」という安心感は大切かなぁと思います。

②店のコンセプト
大枠のお店が目指す方向性は変わりませんでした。
私たちの想像以上に地域の幅広い年代の方々が来店してくださっていますので、そこは嬉しい誤算でした。

コーヒーを片手に年齢・性別を問わず笑顔広がる空間を作りたい!
との思いでガラス張りのできるだけ入りやすい設計にしました。

このキーコンセプトはぶれることなくやっていきます。

次の一年も素敵な出会いが沢山訪れることを願って。
ぜひ、京都にお越しの際はLaughterでお待ちしています☕

「書く仕事をゲットする」を目標に、「日本一書くバリスタ」として、日々コーヒーの事や趣味について綴っています。
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