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意見を持つときのポイント


自分の意見をはっきり持つことが大事とよく言われますが、意見を言うときはその根拠を求められることが多くあります。


客観的な事実やデータに勝るものはないので、できればそれを揃えてからいうと相手も納得しやすいのですが、なかなか簡単に揃えることもできません。


下調べをする時間があれば対処することもできますが、忙しいビジネスの現場では限られた時間で用意しなければならないことがほとんどです。


また、一方的に発言したり他人の意見に耳を貸さずに突っ走ってしまうのも悪い印象を与えることになってしまいます。


スムーズに自分の意見を言い、さらに周りの意見を参考にしながら場を盛り上げいくために、今回は意見を言うときに準備するポイントについて書いてみます。


自分の考えを明確に持つ


だれかに意見を言ったり、質問をするときなどは当たり前ですが自分の考えをある程度持っている必要があります。


多くの場合、上司や先輩から【そのように考えるようになった根拠ってなに?】と聞かれてしまうからです。


そのとき、あやふやな根拠を言ってしまうと【お前のその根拠は根拠じゃない、価値はない】とバッサリ切って捨てられてしまいます。


自分はこういう風に実際に言われたことも多く、そのたびに凹んでいました。


だからこそ、誰かに何か言うときは自分なりの考えや根拠を持つようにした方が賢明です。


すいません、○○について質問なんですが、お時間よろしいでしょうか。自分は△△という考えで進めています。この場合、■■という根拠でこの結論に至ったんですが、この認識でよろしいでしょうか?


こう聞かれたら、【なんかこの人仕事ができる感じがするぞ…】という風に上司も感じてくれるかもしれません。


また、根拠を持つときのポイントもいくつかあります。


・客観的事実のみを集める

・解釈と事実をわけて考える


主観にもとづくものは根拠に乏しく、結局は自分の解釈になってしまうので、なるべくなら過去のデータなどの客観的事実のみを根拠に持ってくる必要があります。


また、【~できると思います】【~だと考えています】というのは解釈なり、これも根拠とはなりえませんので、注意が必要です。


自信がない方へ


自分はとても自信がない方で、人に向かって意見をはっきりというようなタイプではありません。


自分が我慢すればいい、人に意見をいうくらいなら黙って従った方がいいという思考から抜け出せず、大きな損をしてしまったことも多くあります。


特に給料の半分以上をだまって奪われていた23歳から29歳のころは思い出すだけでも情けなく感じます。


そんな悲しい想いになってほしくはないと思い、今回まとめてみましたので、参考にしていただければ幸いです。


事実は根拠になりますが、解釈は根拠にならないということも重要ですので、これらをしっかりと分けて、自信を持って発言していきましょう。






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