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~読書感想文は苦手だけれど #17~ 「沈黙」 遠藤周作

お天気はパッとしないけれど、いつもより少し暖かい大阪から、TAKです こんにちは。

今回、手術を受けることになった時に、友人がお見舞いとして本をプレゼントしてくれました。

その1冊が、今回の「沈黙」です。

映画は見たことがありましたが、本で読むのは初めてでした。

江戸時代初期、キリシタン弾圧下の日本を舞台に、ポルトガル人宣教師ロドリゴの目線から信仰者としての苦悩と葛藤、信仰を描いた物語です。

今の時代に自分が、何の迫害を受けることもなくキリスト者として生きていることを思うと、迫害下にありキリスト者として殉教していった、信仰の先輩たちがいたということ、その生き方は喜びどころか、苦悩と苦痛に満ち溢れたものであったということを、改めて考えさせられる1冊でした。
その様な苦難の中にあっても、信仰を守り抜いたこと、その強い意志に心を打たれます。

もし、自分の人生に迫害があり踏み絵を踏む、背教を迫られることがあったなら、自分はどのような選択をするのか?

もちろん、踏みたくは無いし背教もしたくありません。

でも、自分だけじゃなく、他の信仰者の拷問を見せつけられたらと思うと、本当に恐ろしいなと思いました。

様々な感情が渦巻く、遠藤ワールドでした。

そんな感じ♪

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
あなたの今日という日が、素敵な1日であることを願いつつ。
God Bless You!

Shalom.
TAK 

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