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百聞は一見にしかず...の続きが気になる件
こんばんは。「助け合いのなかのひと」です。
さて、みなさんは、何のために勉強していますか? 何のために仕事をしていますか?
たまに、何のために頑張っているのかわからなくなることってありますよね。勉強や仕事はもちろん、日常生活の中で投げ出したくなることは多いもの。
そんな時に思い出したいことわざがあります。「百聞は一見に如かず」です。
よく知られたことわざですが、実は続きがあるということをご存知ですか?
以下、引用元です。
百聞は一見に如かず 百見は一考に如かず 百考は一行に如かず 百行は一果(効)に如かず 百果(効)は一幸に如かず 百幸は一皇に如かず
簡単に意味を説明すると下記のようになります。
聞くだけでなく、実際に見てみないとわからない 見るだけでなく、考えないと意味がない 考えるだけでなく、行動するべきである 行動するだけでなく、成果を出さなければならない 成果をあげるだけでなく、それが幸せや喜びにつながらなければならない 自分だけだなく、みんなの幸せを考えることが大事
このことわざから物事の取り組み方を考えてみましょう。
理解して行動することが大事
何度聞くよりも実際に目で見ることの方が大事で、目で見ることで初めてわかることはたくさんあります。
でも、見るだけでは何も得るものはありません。しっかりと見て、考えて理解することが大切なのです。
せっかく素晴らしい上司や目標とする先輩や刺激ある後輩と切磋琢磨できる環境にいても、すごいな〜と見ているだけでは何の利益もありません。
そこでトライアンドエラーを繰り返しどうすれば成功するかを理解することが大事なのです。
理解することができたら、実際に行動に移してみましょう。理論上は素晴らしい方法が思いついても、実行できなければ何の役にも立ちませんよね。行動に起こすことで新しいものを生み出すことができるのです。
みんなが幸せになれる成果を…
行動に移すだけではなく、何のために学び、行動するのかを考えてみましょう。
行動するだけで満足してしまってはだめです。
何かを成し遂げるために、結果が出るように努力しましょう。
社会では、努力ではなく結果がすべてとなる時が多々あります。
でも、いくら結果を出せても、不幸になってしまっては意味がありませんよね。
成果は、人を幸せにしてこそ意味があります。
何を目指して頑張っているのか認識できていればやる気にもつながるはず。
自分だけでなく、みんなが幸せになれる成果が出れば、成果としての評価もより高くなるでしょう。
最終的に、みんなの幸福を願って取り組んでいるという意識を忘れないようにすれば、やる気も高くなるでしょう。
どれも当たり前のことのように思いますが、何も考えていないと人は次のような状況に陥ってしまいがちです。
人は聞いただけで分かったような気になる、見ただけで出来そうな気になる、考えるだけでやった気になる、行動しただけで満足して結果が出ていない
そこから脱却するためにも、「百聞は一見に如かず」に沿って取り組めているか考えてみてください。どういう手順で取り組み、何を目標にすればいいかわかるので、取り組み方の道筋が見えてくるはずですよ。