ミドル・シニア社員を職業体験させる会社が増えているワケ
法人の仕事体験参加が増えています。
僕の運営する仕事旅行社では大人向けに職業体験を提供しているのですが、最近法人からの利用がやたらと増えています。しかも超大手中心に。
法人の利用が増えた理由と課題意識。
なぜかなぁとヒアリングを重ねてみると、意外なことがわかりました。
2020年問題を代表するように、バブル・団塊ジュニア世代の人件費の高騰がピークを迎え、ミドル・シニアの処遇に悩みを抱えているというのです。
早期退職を促したり、転籍や出向によって対応していたり、キャリア研修を実施したりとその対応策は千差万別ですが、現状はワークショップとして以下のようなコンテンツを提供しているとか。
・強み弱みの洗い出し
・既存のネットワークの確認
・マネープラン
・キャリアロードマップ作成
しかし一方で、「ミドル・シニア向けキャリア研修の効果がいまいち見えない」「研修後に具体的な行動につながっていない」というのが課題だというのです。
仕事旅行に期待されているもの。
行動に繋がらない・・・それはそうですよね。これまでずっと同じ会社で働いてきたミドル・シニアにとって、会社を飛び出すとか、全く知らない世界で働くイメージはなかなか持ちにくいもの。行動を求められても、イメージ無しに何をどうしたら良いか分かりません。
そこで、弊社の体験コンテンツ(カフェオーナーやライター、教育関連職、地域活性化に関する仕事など)を利用することで、ミドルシニアのセカンドキャリアのイメージを明確にして、定年後について意識を高めたり、具体的な行動を促そうとしているのだそうです。
仕事旅行社、新たな商品開発します!
こんなにニーズがあるのであれば、と弊社でも商品化に向けて動き出しています。まずはお問い合わせいただきました人事担当者様にヒアリングを重ねキャリア研修のトライアルプランを作成しました。
興味がある人は、気軽にコメントください。まだ世に出ていない新しいサービスですが、一緒に。
以下のページの問い合わせフォームから、ご連絡いただければ幸いです。