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内省なんて面倒!?いえいえ、実はこれが成長の必須アイテムなんです

みなさん、「内省」って言葉、よく耳にしませんか?研修やキャリア開発の場で「新しい経験の後は、しっかり振り返って内省することが大切だよ」なんて言われると、正直「えー、そこまで必要?」って思ったことありませんか?私も昔はそうでした。経験を積むこと自体が大事で、内省なんてちょっとtoo muchじゃない?って。

でも、ある出来事をきっかけに、この考えが180度変わったんです。

自称コネクターの落とし穴

ある人物との出会いが、私の目を覚ましてくれました。その人は、どんなイベントにも顔を出して、新しい人とつながることを得意としていました。「○○さんなら私が紹介できるよ!」が口癖で、SNSでも「今日は××さんと話せてよかった!」みたいな投稿をよくしていたんです。

確かに、人とつながるのは大切な「経験」の一つ。でも、彼の場合、そのつながりを活かして何かに繋がることがほとんどなかったんです。周りの人も「彼、一体何してるの?」って首をかしげることが多かったんですよね。

この姿を見て、私は「この人、有名人と繋がることで自分もすごい人になったつもりになってない?」「繋がることだけが目的になってない?」って思ったのです。

内省で経験を価値あるものに

つながりを持つことは素晴らしい。でも、そのつながりをどう自分の成長に結びつけるか、そこに内省が必要なんです。単に「誰とつながった」じゃなくて、「そのつながりから何を学んだか、どう活かすか」または「他者との違いから、自分の価値観を見えてきたか」などを考えることが大切なんですよ。

これって、越境学習や新しい経験を積む時も同じことが言えます。外の世界に触れて、他の人とつながるのは素晴らしい経験。でも、そこから自分の価値観や行動をどう変えていくかを考えないと、それはただの「経験」で終わっちゃうんです。

内省の力を侮るな!

内省って、要するに自分の行動や思考を振り返って、そこから学びを引き出し、次の行動に活かすプロセスなんです。例えば、研修やイベントに参加した後、「自分は何を学んだんだろう?」「これをどう活かせるかな?」って考えること。これをやることで、ただの「経験」が「成長」に変わるんです。

私の場合、何か感情が動いた体験をすると、必ずその理由や自分の傾向、価値観を洗い出すようにしています。ちょっとした会話で違和感を覚えたとき、仕事で喜びを感じたとき、なんで自分がそう感じたのか、その背後にある理由を考えるんです。電車の中でモヤモヤ考えながら、自分の価値観や行動の傾向を見つけ出そうとする。これも一種の内省で、癖がつくと自然とできるようになるんですよ。

この「内省の癖」がつくと、ただ経験するだけじゃなくて、その経験を自分の成長や価値観の明確化に結びつけられるようになります。新しい経験をしたとき、その場で感じた感情にしっかり向き合って、そこから学びを得る。これが本当の成長への道なんです。

内省こそが成功の鍵

結局のところ、内省を甘く見ちゃいけないんです。新しい経験やつながりを得ることは大切。でも、それだけじゃ足りない。新しい経験をした後、それをどう自分の中で咀嚼して、次にどう活かすかを考えることで、初めて成長に繋がるんです。

だから、みなさんにお願いです。次にイベントや研修に参加したら、その経験を自分の成長に繋げるために、内省の時間をしっかり取ってみてください。それが、ただの経験を「価値ある成長」に変える力になるんです。

さあ、一緒に内省の力を信じて、どんどん成長していきましょう!

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たなか つばさ@仕事旅行社
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