先日、朝の番組で「今でしょ」の林先生が解説していらっしゃいました。 「益者三友」とは 自分にとって有益な3種類の友人の事で 「損者三友」とは 自分にとって害をなす3種類の友人の事だそうです。 原文では 「孔子曰。益者三友。損者三友。友直。友諒。友多聞。益矣。友便辟。友善柔。友便佞。損矣。」 現代語訳すると 「先生がおっしゃった。有益な友が三種、有害な友が三種ある。人間のまっすぐな〈直〉なる者、誠実な者、知識のある〈多聞〉の者を友にするのは有益だ。反対に、まっすぐものを言
私の様にコーチをしている人間は相手のいう事を肯定も批判もせず、まず「受け止める」事を心がけます。(ですよね?) 「受け入れる」ではなく「受け止める」 クライエントが社会的に間違った事を言っていても、まず、「この人はこういう風に感じているんだ。こういう考えを持っているんだ。」と受け止めるんです。 「社会的に間違った発言」に自分の考えを合わせて賛同する(受け入れる)必要もなければ、否定して相手の考えを正しく導く必要もありません。 受け止める事によって「否定・拒絶・批判され
最近、インターネット上やヤフーニュースの記事で 「子供4人を東大医学部へ入れた主婦の~」 という記事をよく見かけます。 私自身が育児や教育関係の記事を読むことが多いせいか これ系の記事が上位に上げられるのも原因の一つではあると思いますが。 私はこの記事の表現が好きではありません。 はい、嫌いです。 この主婦の方を批判している訳ではありませんし この方なりに子供達の事を必死に考えて行動してきた事も それがお子さん達の進学実績につながったという事も否定しませんし 素晴らしい
物心ついてから我が家のリビングには常にテレビがありました。 ガチャガチャからプチプチに変わり(中高年以下はわからないかな?) リモコンが登場したときは大革命が起きたように感じたものでした。 思えば保育園児、小中学生の頃は家に帰ったらまずテレビの前に向かっていたように記憶しています。 高校生時代はそれなりに勉強していたので見る時間は減りましたがそれでも見ない日はなかったと思います。 実家を出て大学生、社会人と一人暮らしをしていたころは 帰宅すると照明より先にテレビをつける
待ちに待った放送大学のテキストが宅配にて到着しました。 今学期履修の6科目のテキストと 6科目分の通信指導票(中間テスト的なもの?)、 「学生生活の栞」が同封されていました。 学生生活のしおり・・・ 学生生活の・・・ 学生生活・・・ あぁ、なんて甘美な響き。 テキストを見てみますと 一般大学のテキストとは違い 全てが「放送大学専用」に作られている物だという事が分かります。 1学期間で15回の授業に合わせて15章で区切ってあり それぞれの章の冒頭で 《目標&ポイント》と
本屋さんで本を物色する中で見つけたこの1冊 コーチングをする中で 目標に対してやり抜けるよう促すには・・・ 究極のテーマであるような気もします。 という事で コーチングをする上でのヒントになればいいなと思い購入しました。 「”成功者”と呼ばれる人たちは才能が成功に導いたのではなくある種の思考や行動により自らを成功に導いている」 らしいです。 第1章:目標に具体性を与える 第2章:目標達成への行動計画を作る 第3章:目標までの距離を意識する 第4章:現実楽観主義者になる
私がコーチングと出会う前 当然、アドラーの事もよく知らない頃 本屋で目に留まってペラペラめくり なかなかイイ事書いてあるなぁと 子供のためにと思って買ったのがこの本でした 何気なく娘の部屋で再会し あぁ、これ、アドラーだったんだ!と 改めて読み返してみました。 テレビでも有名な齋藤孝先生が アドラーの言葉から28個を選び出し その言葉から得られる教訓を 解説してくださる内容です。 子供に分かり易いかみ砕いた説明と 優しく行動を促すような口調でまとめられています。 解
先日、コーチングをする中で クライアントの方から 「コーチングを受けているとカトリックの『告解』をイメージする事がある」 とのフィードバックを頂きました。 そう、教会の狭い部屋の中で神父さんに対して罪の告白をして 神の赦しを得るといったあれですね。 このクライアントさんは 別に罪の告白をされている訳ではありませんが、 心に閊えている事や気になっている事、聞いてもらいたい事を 批判や評価をせずに受け止める相手に対して思いのままに話す事で 心の安定を感じてくださっているようで
アドラー心理学といえば「嫌われる勇気」と言われる程有名な本で 200万部以上売れたベストセラー本です。 この本でアドラーと出会う人も多いかと思います。 が、私は敢えて先日紹介した 『100分de名著「アドラーの教え」 』 から入りました。なぜなら漫画だから。 これまであまり触れた事のなかった心理学の世界に 文字情報から入っていく事に抵抗を感じたからでした。 結果としては個人的にはそれで正解だったような気がします。 「嫌われる勇気」を読み進めていくと 聞いた事のあるような
コーチングを受けてみたいと思われる方は基本真面目な人が多く 勉強熱心な印象です。 私のコーチングのベースにはアドラー心理学がある と説明をすると 「アドラーについて分かり易い本を教えてください」 と言われることがあります。 多くの人が「アドラー」と出会うのは 『嫌われる勇気』という本であることが多いようですが 私の場合は自分の優位感覚が視覚系である事をわかっているので (優位感覚についてはまた説明します) 最初は漫画で感覚をつかもうと 漫画版のアドラー本を探し、この本に出
古くからの友達に 「コーチングをしている」 「人の夢の実現を応援したい」 「頑張っている人・もがいている人の後押しをしたい」 なんていう話をすると 「えっ!?つっちーってそんなタイプの人だったっけ?」 っていう反応をされることが多いです。 思えば若かりし頃の自分は 人より秀でている事を『正義』と考えて 「代表」になる事に『意義』を感じていた そんな人間だったと思います。 小学校の頃は 『学級委員』をしない年は無かったし『児童会長』もした。 中学校では剣道部部長をしながら
広島出身の今年41歳の私は 100%の被爆三世。 父方の祖父母も、母方の祖父母も4人全員入市被爆(捜索や復旧作業で広島市内に入って被爆)者です。 幼い頃より祖父や祖母、その他いろいろな人から戦争の話、原爆の話を一杯聞いてきました。 幼いころに家に遊びに来ていた『お爺ちゃんの友達』には顔面半分がピンク色になっている(熱線によって皮膚が焼け溶けてケロイド化している)おじちゃんがいたりしました。(ピカのおじちゃんって呼んでた。県外の人が聞くと不謹慎かもしれないですが、それだ
「酒は人類の友だぞ。 友人を見捨てられるか。」 自由惑星同盟元帥 ヤン・ウェンリー(銀河英雄伝説/田中芳樹) 何を隠そう、つっちーは酒が好きです。 学生時代の部活での役職は 「夜の酒将(しゅしょう)兼主務(酒務)」 先進国からアマゾンや東南アジアの原住民まで 生活の中でアルコールは コミュニケーション(飲ミニケーション)ツールであり 人と人との関係を深めるのに一役かってきたのです。 お酒の席だからこそ言える事、そこでぶっちゃけたから作れる人間関係もあります。 飲んだ
王様の耳はロバの耳 誰もが耳にしたことがあるこのお話 あらすじを覚えてますか? ある国にいつも帽子をかぶった王様がいました 床屋さんが王様の髪を切り行くと 王様の頭にはロバのような長い耳が!! 床屋さんはビックリしますが何も言えません。 散髪が終わると王様は 「ワシの耳の事を誰かにしゃべったら命は無いと思え」 と言って床屋を帰しました。 床屋は知ってしまった秘密を話せない苦しさから 病気になってしましました。 お医者さんによると 「言いたいことを我慢して溜め込んでいるとこう
突然ですが 私つっちーは 広島東洋カープのファンでございまして 堂林選手を入団当時から応援しております。 大きな期待を背負いながら 結果が出なかったり 怪我をしてしまったり 試合で使ってもらえなかったり 後輩が成功してどんどん出世していくのを見ながら 悩み悶えている姿を 私を含め多くのファンが我が事の様に 辛くもどかしく思っていたことでしょう。 そうしてここにきての堂林選手の活躍を 私を含めて多くの堂林ファン、カープファン、野球ファンが 彼のこれまでの努力を知ってい
「怒りの感情は 人と人を引き離す感情である」 『勇気はいかに回復されるか』より 精神科医であり心理学者でもあるアルフレッド・アドラー。 彼の書いた本からの抜粋です。 誰かが失敗したとき、怒りに任せて 叱りつけ、怒鳴りつける人がいます。 怒る人は大抵の場合、怒られる側より上の立場(上司、先生、親)ですが その怒りは自分の思い通りに行動しない下の立場の人への怒りと考えていいと思います。 「なんで私の言った通りに出来ないんだ!?」 「なんで私の