ある美容室の本を読んで"なんとなく"でなく”具体的”を心がけようと思った話。
こんばんは。
豊明市のティーズヘアーで
チーフをしてます大地といいます。
日々感じたことや経験したことを
こちらに書いています。
noteを通じて僕がいつもどんな風に
考えているか知ってもらえたり
いやいやそれは違うよ
など意見交換や共有ができたらいいなと
思いながらnoteをやっています。
なので皆さま気軽にスキや
コメントをお願いします。
というわけで
今日のテーマはこちら。
「ある美容室の本を読んで"なんとなく"でなく
”具体的”を心がけようと思った話。」
です。
そして、
ある美容室の本というのがこちら。
『顧客0から創り上げる経営の仕組み
チーム力で生産性185万円!』
この本です。
この本を知ったきっかけは、
数ヶ月前に受けた
店長育成セミナーの時に
講師の方が教えてくださった本です。
講師の方が
どのような紹介の仕方を
してくれたかというと、
"ここの美容室はお店全体でも個人でも
一切売り上げのノルマや目標がありません。
なのに生産性が185万円いくんです。"
このように紹介してくれました。
それを聞いて僕はこの本を即買いしました。
まず紹介されて思った事は、
生産性185万円って凄い…
という事です。
生産性とは、
月の総売上÷スタッフ人数=生産性
です。
生産性185万円ということは、
スタッフ一人当たり
平均すると185万円売り上げている
という計算です。
スタイリストもアシスタントもです。
ということで、
全国の美容室の平均生産性というものを
ざっとネットで調べてみました。
ネットで調べた数字なので
一概に正確とは言えませんが
平均生産性は
一月に大体42万円や43万円といった
ところでした。
そう思うと、
生産性185万円って
凄いですよね。
しかもノルマも目標もない。
…じゃあどうやって実現したの?
と、
思うわけです。
そして本を読み進めていきます。
そうすると冒頭からこのように書いてあります。
ノルマなし、売り上げ目標なし
自主活性型サロンシステム
そうです。
自主活性型サロンシステムを
徹底して作り上げて行っているんです。
で、
その自主活性型サロンシステムとは何か。
という事なんですが。
要は、
生産性185万円を実現させるための
システム作りを徹底している
ということです。
このお店には売り上げに対しての
ノルマも目標もありませんが
お客様の満足度を高めるための
接客マニュアルや
メニュー作り、
サロンのお客様の流れのシステム。
このようなことを徹底して行っているそうです。
シャンプーしてカットして仕上げて…
ではなく、
具体的にです。
こちらがこの本に載っていた
来店から退店までの流れのシステムです。
お客様の気持ちの変化から
設備や提供するサービス
狙いや分刻みの時間など
なんとなくや、
大体ではなく
具体的にです。
こういったことをとにかく徹底して
作り上げているようです。
簡単にまとめると
”売り上げ上げましょう”
”目標◯◯万円です!”
”達成目指してがんばりましょう!”
と売り上げ目標が先行にならず、
”お客様の満足度を上げましょう”
”このようにするとお客様は喜ぶよね”
”このようにすると他店と差別化ができるよね”
などといったお客様満足度が先行に
なっているわけです。
そうすると必然と売り上げがついてくる
といった流れです。
素敵ですよね。
”じゃあお客様満足度を
とにかく考えればいいのね”
”明日からそうしよう”
こんなわけにはいきません。
先程も言いましたが
より具体的に考えて
それを徹底するのです。
お客様満足度を高めようと
”明日から丁寧に接客しよう”
”明日から丁寧な技術をしよう” とか
それだけを考えていても
当然ですが生産性は高くなりません。
本を読み進めていきます。
生産性を高めるためには、
・自分たちのお店のターゲットはどこか
・ターゲット層に喜ばれるサービスとは何か
・そのためにできる事は何か
・スタッフ全員の自主性を高めるためには
などなど。
あくまで一例にしか過ぎませんが
こういったことを
とことん追求していくのです。
そうすることによって
お客様の満足度も上がり
生産性が高くなれば当然お店も潤う。
そうするとスタッフの給料も上がる。
スタッフがいきいきと仕事できる。
プラスの循環が生まれます。
美容業界はまだまだ
ブラックなイメージが強いです。
朝は早く夜は遅い。
立ち仕事で手は荒れる。
休みは少なく
お給料は低い。
このように周りからは見られることが多いです。
最近はこういった美容室も少なっていて、
自分の勤めているティーズヘアーも
すごく労働環境は整備されて
休みも多く労働時間もしっかり決められていて
とても働きやすい環境ではありますが
業界全体としては
まだブラックなイメージが残っています。
この本に書いてある事は、
お客様満足度を上げて
生産性を高めて
お客様もスタッフもみんな
幸せになって
美容業界の価値を向上させましょう!
このように綴ってあります。
僕はこの本を読んで思いました。
このお店は、
お客様満足度を高めて
生産性をアップさせるための
マニュアルやシステム作りが
具体的で徹底されていました。
なんでもそうなんですが、
何か目標を成し遂げようとする時や
何か計画を立てるときに、
なんとなーくでは
なんとなーくしかなっていかなくて
なんとなく出来上がったものが
結果として現れる。
このように僕は考えます。
簡単に言うと、
なるようにしかなっていかない
と言うことです。
美容師を目指して
なんとなく時に身をまかせて
周りに流されて数年が経ち
今の自分が果たして
自分が望んでいた姿なのかもわからず
気づいたら今に至って
今までの自分の何がよくて
何が悪かったのかもわからず
その後も時に身をまかせ
なりたい自分になれない。
これではなるようにしか
なっていかないと思うんですよね。
そうではなくて、
目標を成し遂げるためには
具体的な計画を立てて
”こうしたらこうなるよね”
”こうした方が確率が高くなるよね”
”そのように進めていくと
こうなるからこうしとこう”
などといった
具体的な計画を前もって立てておく。
目標を立てる時も
なんとなーく立てるんではなくて、
”現状こうだからきっとこれぐらい見込めるよね”
とか
”今までこうだったから
来年はきっとこれぐらいだよね”
みたいな分析を
具体的に行った方が
結果として良い結果が生みやすくなると思うし
うまくいく可能性も高くなると思います。
夢や目標は自分で掴みに行く
ということです。
なんとなくでは
夢や目標は近づいてきませんよね。
そんなことをこの本を読んで思いました。
自分も素敵な美容室作りを心がけ
個人としてもそうだし
お店としてもそうだし
仕事もプライベートも
理想像を掲げ
具体的なプランを立てる。
そうすることで
より良い人生が
過ごせるんじゃないかなと思います。
なりたい自分にもなれるかなと思います。
そんなことが実現できると最高ですよね。
そんな人生楽しいですよね。
そんな事を思いながら明日からも
頑張りたいと思います。
と言ったところで
この辺で締めたいと思います。
閲覧ありがとうございました。
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