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障がい者雇用を考える

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#採用

同一労働同一賃金と障がい者雇用

同一労働同一賃金と障がい者雇用

同一労働同一賃金とは同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体における
・正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者)
 と
・非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。

・大企業は既に2020年4月1日より、
・中小企業は2021年4月1日より、
正社員と非正規雇用労働者(短時間労働者・有期雇用労働者)の間の
不合理な待遇差の解

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企業の障がい者採用活動について(職場見学や実習に対する考え方)

企業の障がい者採用活動について(職場見学や実習に対する考え方)

障がい者雇用において「いい人材」の見極めにはどうすればいいのか、
どんな手法があるのかなど、
担当者の方であれば一度は悩まれたことがあるかと思います。

今回は障がい者の採用活動のポイントと、
なぜ実習制度が必要なのかを中心にお伝えします。

障がい者採用の事前ポイント挙げればきりがないですが、今回は3つに絞りご紹介します。

① 障がい者雇用の理解を深める
まずは障がい者の採用に向けて、

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求職者と事業主どちらもメリットがある【障害者トライアル雇用】

求職者と事業主どちらもメリットがある【障害者トライアル雇用】

「障害者トライアル雇用」とは
「障害者トライアル雇用」は、原則3ヶ月間障がい者を試行雇用することで、適性や能力を見極めて継続雇用のきっかけにすることを目的とした制度です。
障がいの原因や種類は問いません。

利用できる条件ではどのような求職者が「障害者トライアル雇用」の対象となるかというと、次のいずれかの要件を満たし利用を希望した人が対象です。

・紹介日の前日から過去2年以内に、2回以上離職や転

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障がい者雇用における業務の切り出しについて

障がい者雇用における業務の切り出しについて

障がい者雇用においてよくご相談をいただく課題のひとつ、
「業務切り出し」。
現行の業務だけでは採用が難しいという結論になりがちです。

業務切り出しは、障がい者のポジションづくりだけでなく、
企業全体の生産性向上にも繋がっていきます。

そこで今回は、雇用数が増加している精神障障がい・発達障がいの方を採用する際の、業務切り出しのポイントについてお伝えします。

業務切り出し方法現行の業務プロセスを

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障がい者の雇用状況と今後のすすめかた

障がい者の雇用状況と今後のすすめかた

就職件数厚労省公表の「令和元年度の障がい者の就業紹介状況」によれば、
前年比の就職件数は以下のとおりです。

身体障がい者           25,484件( 5.1%減)
知的障がい者           21,899件( 1.5%減)
精神障がい者(発達障がい者含む) 49,612件( 3.3%増)

📘 参照:厚生労働省「令和元年度障がい者職業紹介状況等」
https://www.

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【障がい者雇用】採用面接を行う際の5つのポイント

【障がい者雇用】採用面接を行う際の5つのポイント

採用の際、「よい人材」と思い採用しても、

・職場に入ってからミスマッチを感じた
・すぐ退職してしまった
・現場社員が対応に困った

といった経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、

・本人と企業双方のミスマッチを防ぐポイント
・安定した雇用を実現する

ことを目的に、どの職種にも共通した見極めのポイントである
「基本的な社会人としての資質」についてお伝えします。

「基本的な

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