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管楽器を演奏する上で正しい呼吸の理解が最も重要です。( #今朝の一言_ラッパの吹き方 )
毎朝7:30に荻原のTwitter(現X)の個人アカウントと、Facebook「ラッパの吹き方」ページに『 #今朝の一言_ラッパの吹き方 』というハッシュタグでトランペットや音楽に関する様々な一言を掲載しております。
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そして先日はこんなことを書きました。
トランペットに特化した呼吸は存在しません。あくまでも人間の本来持っている吸気、呼気の機能を「応用的に」用いるだけです。ただし、呼吸は様々な方法でできるため、その中から管楽器の演奏に最も効率的でベストな方法、ルーティンを理解していることが大切です。#今朝の一言_ラッパの吹き方
— 荻原明(おぎわらあきら): トランペット (@ogiwara_a) May 7, 2024
「吸気」は力で空気を吸い込もうとする人がいますが、これは飲食の際に口へ物を吸引する方法(ストローで飲む行為など)で、呼吸とは別ものです。この行為を僕は「すする」と表現して差別化しています。吸気はもっと自然に、表面的な筋力を使わずにできるものです。#今朝の一言_ラッパの吹き方
— 荻原明(おぎわらあきら): トランペット (@ogiwara_a) May 8, 2024
5月12日(日)には「管楽器奏者のための呼吸講習会」も開催しましたし、個人レッスンでも呼吸に関してお話することがとても多いです。それだけ呼吸というものが管楽器を安定して演奏する上で最重要部分であると考えています。
呼吸に関しては吹奏楽部でも「たくさん吸ってー」「楽器にいっぱい息を入れて」など当たり前のように指導者が言うことが多いですが、これが管楽器を演奏する上で逆効果になっていると認識できていない人がほとんであることも大きな問題です。
呼吸というものを重要視していない、もしくは間違った知識や辻褄の合わない解釈で呼吸に関してレッスンしてしまうために人間本来の呼吸から逸脱して、特殊なトレーニングを繰り返し「呼吸法」などというあたかも管楽器を演奏する上で日常とは違う特別な呼吸が存在しているかのように認識させてしまうことを何とかしたいと常に思っています。
呼吸の仕組みを正しく理解し、それを管楽器を演奏する上でも実践できること、そしてそれが響きのある音やスムーズな音域変化につながり、結果ハイノートへ到達できること、バテにくい状態につながっていくことと密接に関係してくることを知っていただければと思っています。
とりあえず呼吸はしているから大丈夫、と思わず、ぜひ正しく理解する機会を得ていただきたいです。指導をされている方、部活の顧問をされている方には特にそれをお願いしたいと思っています。
毎月複数回開催しているツキイチレッスンは単発参加型なので内容はどのようなものでも構いません。今回ご紹介したように呼吸の仕組みを正しく理解し、それを演奏に関連づけていく講習会のような方法も可能です。
合奏で音が小さいと感じていたり、フォルテやピアノのダイナミクスの幅が狭い方、バテやすい方、ハイノートが苦手な方、音色をもっと良くしたい方、タンギングの質を上げたい方、音が揺れてまっすぐ演奏できない方など、すべて呼吸が深く関係しているので、まずその部分を正しく理解し、地盤を固めてみませんか?
ツキイチレッスンは以下より開催日の確認やお申し込みができます。ぜひ一度いらしてください。
上達のお手伝いをさせていただきます。お気軽にお越しください!
荻原明(おぎわらあきら)
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