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サンシャイン・ウインド・オーケストラ定期演奏会レポート

およそ25年ぶりくらいに一般の吹奏楽団さんに演奏のお手伝いとして参加させていただきました。サンシャイン・ウインド・オーケストラ 第87回定期演奏会。素晴らしいコンサートでした。

トランペットパートのおひとりが以前よりレッスンに来てくださっている生徒さんで、その息子さんも同じくレッスンに来てくださっているというご縁から、半ば強引に参加させていただくことになりました(僕からお願いしました)。

一般団体の金管楽器や管楽器の分奏にお伺いすることはあっても、中で演奏する経験は本当になくて、どのように合奏を進められているのか、メンバーの皆さんはどんな考えを思って参加されているのか。そういったことを今後のために知っておきたいという研究的な意味合いも実は自分の中ではあったのですが、純粋に「秋空に」を一度吹いてみたかったのもあります。

楽団の皆さんは本当にお人柄が良く、親切にしてくださいました。東京音大の講師になってからは大学生と関わる時間が多くなりましたが、こちらの楽団の方は僕よりも少し年上の方が多く、そうした方々がたくさんいらっしゃる環境で演奏したり活動することがとても新鮮でした。

そして本番。とても良い集中力と練習の成果が発揮されていたように感じます。緊張されている方もいらっしゃったのかもしれませんが、全体的には落ち着いた演奏で素晴らしかったです。皆さんのお人柄の良さや音楽を好きでいる気持ちが素敵な演奏になっていくのを感じました。

また、舞台セッティングや撤収に関しても、団員の皆さんひとりひとりがとても積極的に動かれていて、入館時間からたった30分でひな壇を組みイスと譜面台を並べ、打楽器をセットされたスピードの速さに驚きました。タイムテーブルでは1時間用意していたので、およそ倍のスピードです。
そういえば練習の時の準備や撤収もめちゃめちゃ早く、キビキビと皆さんが動かれていました。こうした点も本当に素晴らしいです。

僕自身が演奏面でどのくらいお力になれたのかわかりませんが、個人的にはとても楽しく演奏させていただきましたし、練習中はあまりお話しできなかった団員の方とも終演後の打ち上げで楽しい時間を過ごさせていただき感謝しております。

また何かお手伝いできることがありましたら演奏でもトレーナーとしても何でもご協力させていただきます。今回は本当にありがとうございました!


宣伝になりますが、楽団への分奏レッスンやパートレッスンなど様々な形でお伺いできます。吹奏楽やオーケストラの楽団に所属されている皆様、何かお手伝いできることがございましたらお気軽にお声がけください。
詳細はこちらに掲載しております。ご連絡お待ちしております!

荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。