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音楽的な譜読みのお手伝い(ツキイチレッスンでできること10)

毎月複数回開催しておりますツキイチレッスン。単発参加型なので、音楽教室のように入会したり毎月複数回必ずレッスンを受けなけれなならない、ということもなく、受けたい時に受けたいだけ受けられるのがご好評いただいております。

単発参加なので、内容も自由に設定できます。テクニカルな内容や体の使い方、基礎的なこと、どんなことでもOKです。今一番解決したこと、知りたいことなどをなんでもリクエストしてください。
1時間みっちり2重奏をする、というのも実際ありました。面白かったです。

と、例を挙げても具体的に自分はどうすれば良いのか、習うって何だ?とピンと来ない方も多いと思います。今よりも上手になりたいと願っていても、何をどうすれば上達するのか自分でもよくわからない、そんな方はそのままお伝えください。「なんだかわからないけどもっと上手になりたい」でOKです!。
そして、noteでは、具体的にツキイチレッスンでこんなことができますよ、というお話を定期的に書いておりまして、以下のリンクからこれまでの記事をまとめてご覧いただけますので、ぜひ。

そして前回は「譜読み」について書きました。

上記の記事は、楽譜を読むのが苦手な方、楽譜から正しいリズムや音を捉えるのが苦手な方のお手伝いができます!というお話でした。

そして今回は、少しレベルを上げて、同じ譜読みでも、楽譜に書かれていることを深く読み解き、楽譜を音楽に昇華するためのレッスンについてご提案します。

合奏練習中の変化

吹奏楽やオーケストラに所属されていれば当然合奏練習がありますが、新しい楽譜が配られて最初の頃の合奏は、どちらかと言えば楽譜の情報を正しく抽出できているか、という話題が多いと思います。
入るタイミングや、リズムの把握、テンポ変化、楽譜を間違って解釈している場合の訂正など。それが日を追うごとに音楽的な話題に変わっていきます。ハーモニーやダイナミクスなどのバランス、音色に関することや歌い方、作品の解釈と表現など。

そうした音楽的な内容に関しては多くの場合、指揮や指導をされている方からのアドバイスによって気付かされたり、学ぶことが多いと思うのですが、できることなら合奏が始まる前から個人で音楽的な表現ができるところまでレベルを上げていきたいものです。そのほうが演奏していても楽しいし、周りへの影響力も強くなります。仮にそうした方が複数名いると、指揮者から言われる前に自分たちの持っている音楽性を出力することで、他のメンバーではできないユニークで魅力的な音楽が生まれるのです。
逆に、楽譜の表面的データを抽出し、機械的な正確さばかりに意識を向けていると、一向に音楽的な演奏に到達できません。

とは言え、音楽的な解釈や表現は、楽典など音楽理論から生まれる根拠のある解釈がベースに存在します。それに加えて「このパターンはこう演奏するよね」という演奏上のマジョリティ、暗黙のルールのようなものが実は音楽には結構あって、それを知り、経験することもとても大切です。

ツキイチレッスンではそのような少しレベルの高い「音楽的表現」「暗黙のルール」などを学ぶ時間にすることもできます。

吹奏楽コンクール前や定期演奏会などの本番前に、今以上に音楽的でレベルの高い演奏をするためのレッスンをぜひツキイチレッスンで体感してください。
仮に技術的に難しくて演奏が苦手、という箇所があっても、今回ご紹介した音楽的な観点から演奏する姿勢になると今まで苦手だったことが自然とできてしまう、ということもあります。指揮者から言われていたことの意味が理解できたりもします。

ツキイチレッスンは毎月複数回、土日祝日に池袋にて開催しております。お時間がありましたら、いつでもいらしてください。レッスンという名前ではありますが、上達のお手伝いをさせていただく、と思って皆さんと向き合っています。どうぞお気軽にお越しください!

今後の開催日やお申し込みはこちら

お待ちしております!


荻原明(おぎわらあきら)

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荻原明(おぎわらあきら):トランペット
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。