セブンスターオーケストラ第14回記念演奏会
先日金管分奏にお伺いしたセブンスターオーケストラさんの第14回定期演奏会に行ってまいりました!
分奏の時の記事はこちらです↓
プログラムはプロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」より抜粋、ショスタコーヴィチの交響曲第5番でした。
どちらも金管楽器が大活躍の作品で、前半のプログラム、ロメオとジュリエットはタイミングを揃えるのが難しいアンサンブル力を必要とする作品です。
一般のオーケストラは練習回数も限られていますし、何よりも練習に全員が揃うことがほとんどできないので、そういった意味では緊張感のある本番だったのではないか、と思います。
金管分奏の時にも感じましたが、このオーケストラは各奏者の技術が高いので、聴いていて安心でした。木管も弦楽器もレベル高いです。だからこそ、このプログラムが実現できた、ということでしょう。
後半のプログラム、ショスタコーヴィチの4楽章の最後の最後は金管楽器にとってはとてもキツい部分ですが、最後までバッチリ鳴らしていて素晴らしかったです。
そんな中、敢えて言うならば、指揮者の持っているテンポが常に少し前のめりで、もう少しひとつひとつの音や和音を味わいたいと思っているところも、サクサク進んでしまったところが少し残念でした。でもこれは好みなのかもしれませんから、常にめっちゃ推進力がある音楽表現と言えばそうとも言えるので…。
あ、そうそう、プログラムを見たら僕の名前が載っていて驚きました。たった1回お伺いしただけなのに掲載してもらって恐縮です。ありがとうございます。
セブンスターオーケストラさんは来年、7月7日(日)に演奏会を開催するようです。さすが全部7ですね!
曲目にラヴェル編の展覧会の絵がありますので、今から楽しみです。
ひとまず、お疲れ様でした!
荻原明(おぎわらあきら)