#ショートショートnote杯
ノリ注意報
※これはフィクションです。
#ショートショートnote杯 へ参加のため書いてみました。
ノリさんは今春、僕らの職場へ派遣され、やって来た。
3度目の正直で、やっと国家試験に合格したそうだ。
昨今、各地の自治体、大企業から中小企業、スポーツやエンタメ界まで、今や彼らの職場は多岐にわたる。彼らの活躍によって様々な危機を予め予測し、回避することができるようになった。
僕はノリさんのデスクへ向かった
君に贈る火星の
※これはフィクションです。 #ショートショートnote杯 へ参加のため書いてます。
「君は特別な存在だ。本当に美しい。そしてとても豊かだ。すばらしいよ。」
「そんなの嘘だわ。だって、いつもみんな、あなたの周りに集まってる。世界はあなたを中心に回ってるわ。あなたは分け隔て無くみんなを明るくしてるじゃない。」
「それは誤解だ。みんな同じじゃないよ。何もかも君だけが特別なんだ。温度だって全く違うだ
プロの失恋
これはフィクションです。
#ショートショートnote杯 へ参加のため書いてみました。
僕は失恋のプロだ。
なんてったって百発百中だ。
これまで散々、告白しては振られ続けてきた。
だから、ちょっとやそっとの失恋なんて、蚊に刺されたくらいのものだ。
失恋なんてプロである僕にとっては日常茶飯事。
そして、僕はプロとして新たな失恋へ向かう為、今日もあの子に告白する。
「やっぱり君が好きだ!諦めきれな
違法の冷蔵庫
これはフィクションです。
#ショートショートnote杯 参加の為書きました。
警察が冷蔵庫とママを連れてった。
優しそうな警察官は「大丈夫、すぐママは帰って来るよ」と言い、ママは僕に頷いた。
僕の国はアイドルを取り締まり始めた。
ママの大好きなアイドルは中性的だから違法。
冷蔵庫に貼ってあるステッカーや写真、
冷蔵庫の中に隠したグッズが当局にバレたんだ。
パパとお婆ちゃんが駆け付けてくれた