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【旅行記】冬の風物詩・山形蔵王の樹氷を見に行く1泊2日旅
こんにちは!お出かけ大好きTRIP_YUKOです。今回は2022年冬の「蔵王の樹氷を見に行く旅」です。
アラフォーにもなってくると、季節ものの大切さや、素晴らしさが段々分かってくるというもの。行けるときに行っておこう。今年は樹氷を見るぞ!と一泊二日で旅しました。
今年も樹氷のシーズン真っ只なか。2月いっぱいはまだまだ樹氷が成長するそうなのでぜひ見に行ってみてくださいね。そんな旅の参考になればと思います!
■6:11 東京駅 出発
我が家の旅はいつもどおり始発で出発。山形の北部の大石田駅まで行くため、山形新幹線2時間半の長丁場です。
山形に入ると雪深くなり、冬らしい車窓が楽しめました。私は冬ならいっそ寒いところに行きたい派。
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■9:42 大石田駅 到着
大石田は、かの有名な「銀山温泉」の最寄り駅。1日目は行ってみたかった憧れの銀山温泉に足を伸ばしてみました。このあたりは日本有数の豪雪地帯。とんでもない雪の量に感動。
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スーパーの上の雪の厚みは初めて見る雪の厚み。長く伸びるつらら。屋根で雪下ろしをする地元の方々や雪を側溝に落とすシステム。見るものすべてが私には新しい。
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■憧れの温泉街 銀山温泉
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大石田駅からバスで約40分。オレンジのガス灯で煌めくレトロな温泉街の景観で有名。一度は行ってみたい温泉街の五本指に入るのではないでしょうか。
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ポスターで見たままの、レトロな温泉街が広がります。川沿いに木造の旅館が立ち並び、風情が過ぎるくらい風情が漂う。みんなが思う「日本」を具現化したらココになりそう。これは間違いなく素敵です!
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■11:10 野川とうふや 湯豆腐&厚揚げ
温泉街では食べ歩きや足湯など、宿泊せずとも昼間も楽しい散策ができます。
銀山温泉で人気の「野川とうふや」さんで、手造り豆腐&厚揚げをテイクアウト。そして山形ビールと出羽桜も購入しました。
銀山温泉を流れる川と真っ白な雪を眺めながら乾杯!最高です。
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このお豆腐と厚揚げがめちゃくちゃ美味しかった!!やっぱり水とか綺麗だからなんだろうなぁ〜。旅から帰ってからも度々話題に出るくらい美味しかった。また食べたい逸品。
そして温泉街に来たなら入りたいのが日帰り湯…でしたがまだ時間が早かったり、宿泊客だけに限定していたりして残念ながら入れず。
夫が共同浴場の「しろがね湯」へ。実は、このしろがね湯は隈研吾建築なんですね!私は外観をパシャパシャ撮影して建築を楽しみました。
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一泊二日の旅ながら、銀山温泉にまで足を伸ばすことができて大満足!思ったより行きやすかったし。いつかは銀山温泉に泊まってみたいです。
■17:00 そば処・郷土料理 紅山水
銀山温泉から再び新幹線で山形駅へ。翌朝が早いため山形駅周辺に宿泊します。
観光案内所で山形の郷土料理が頂けるお店を教えて頂き、夕食は「紅山水」さんに伺いました。
築100年の歴史ある蔵屋敷を改装したお店です。お庭にはかまくらもある!私入ったことないからテンションアップ!!
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こちらの蔵屋敷は紅花商人として成した長谷川家のお屋敷。とても立派で日本家屋で雰囲気が抜群です。
メニューは山形の名物や郷土料理が並びます。地酒のラインナップも豊富で、なかなか東北以外じゃお目にかかれない銘酒「十四代」も!
絶対美味い十四代。ちょっと高くてもここはやっぱり十四代でしょう。
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芋煮や、山形牛の陶板焼、やまがた冷そばなどいただきました。特に一人呑みセットがとってもコスパ良し!どのお料理を食べても本当に美味しい!さすが山形県公認のお店でした。
お店は明るいので、ファミリーの方でも安心して入れそう。オススメです。
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■19:00 2軒目 亞呉屋 山形駅前店
山形市といえば、日本一ラーメンが大好きな街。2020年までラーメン消費額が8年連続1位。2021年新潟市に王座を奪われるも2022年に奪還したラーメンには並々ならぬ思いを持つ街。
そんな山形市に来たならラーメンを食べざるを得ないですよね。と言うことで、山形駅周辺の人気ラーメン店「亞呉屋」に入店!
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店名「あごや」と言う名前の通り、あご出汁のラーメン。麺は太麺が細麺が選べます。 トッピングの卵も10円と懐に優しいお値段でとても良心的です。
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美しい見映え。スープはしっかりとアゴの出汁ダシ感を感じます。麺をひとくち食べてみると…美味しい!際立つのが麺の旨さ。
細麺と太麺が選べ、食べ比べてみましたが、太麺のほうがスープとの相性がGood。スープの味が強めなので、スープに負けない太麺のほうがラーメンの美味しさを感じられます。
2日目
■6:26 山形駅前バス停
翌朝。7時ごろの蔵王行き始発バスに乗るため早めに山形駅前のバスターミナルへ。このバスは先着順のため、満席になると乗車できません。バス窓口のお姉さんによれば昨日の昼便は乗れない方もいたそうです。
昼便の場合乗れたとしても、蔵王ロープウェイで死ぬほど待つことになるので朝イチ便がオススメですね。
■8:00 蔵王ロープウェイ 蔵王山麓駅(50分待ち)
蔵王のバスターミナルから蔵王ロープウェイまでは徒歩約10分。蔵王山麓駅はまだ営業前にも関わらず長蛇の列が!私達は到着から50分待ちました。
利用客はスキーやスノボなど雪のアクティビティを楽しむ方がほとんど。樹氷だけ見に行く人は2割くらいでしょうか。
私も着込んできたとはいえ、周りのスキーウェア陣に比べりゃ相当寒い、、、。動かないと寒くてロープウェイに乗る頃には足が悴みまくっていました。行かれる方は油断せずに防寒が必須です。
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いよいよロープウェイで地蔵山頂駅へ!そこからの景色は圧巻でした!
こんな景色は見たことがない!ここに来なければ見られない景色。これこそ観光の醍醐味です。
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圧巻の樹氷!!
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■絶景スポット 「レストラン山頂」
ひと通り見て、なんとなく入ってみたロープウェイ地蔵山頂駅併設のレストラン。その名も「レストラン山頂」。ここからの景色がめちゃくちゃ良いんです!
この記事のトップ画像のゴンドラと樹氷の写真もレストラン山頂から撮影したものです。
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ぬくぬくな室内から、迫力のある樹氷を、しかも人混みが一切入ることなく見ることができます。蔵王の樹氷のNo.1絶景スポットは「レストラン山頂」にあり!
絶景が楽しめるだけでなく、山形名物の玉こんにゃくもやたら旨し、最高の空間。
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スキー客は山頂に着いたら寄ることなく降りていきますし、観光の方もわざわざここでランチする必要もないためあまり混んでいません。
でも来たなら絶対に寄っていただきたい!超穴場なビュースポット、オススメです。
■9:50 蔵王ロープウェイ下山
樹氷を楽しんで下山。山頂の滞在はレストラン含めてだいたい40分くらい。寒いのでそう長居はできません。
お客さんの殆どがスキー客なので、帰りのロープウェイはガラガラ。貸し切りで樹氷の絶景が楽しめます!樹氷の間を滑るのも良いけど、これもまた良しですね。
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山麓駅に着くと、ロープウェイの待ち列は朝の何倍もの行列になっていました。天気が良かったこともあるのですが、この時間だったら諦めるレベル。断然朝イチがおすすめです。
■源泉の足湯でポカポカ
蔵王は温泉豊富。日帰り温泉や足湯があるので、下山したら温泉で暖まれます。私は源泉足湯のスポットでかじかんだ足を温めました。あ〜至福の時。
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山形県をあとにして、仙台へと高速バスで向かいます。帰りは東北新幹線経由が便利。
■昼&夕食は仙台名物!寿司とせり鍋
今回の旅のもう一つの目的が冬の仙台名物「せり鍋」を食べること!コロナ禍でお籠もり中、お取り寄せで食べた「せり鍋」が美味しくて、今冬は絶対に仙台で食べようと誓っていました。
■仙台駅の超人気立ち食い寿司「仙令鮨 」
せり鍋の前に駅構内の立ち食い寿司店へ。有名な人気店でこちらも一度入ってみたかったお店です。
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このあとセリ鍋も待っているので、ここでしか食べれらなさそうなラインナップで攻める。
超高クオリティでこの値段はさすが仙台。そりゃ並ぶよな〜と納得の味。地酒もたくさん種類があるので一度入ったら抜け出せないかも!
■漁亭浜や エスパル店
仙台駅ビルのエスパルにあるお店。いつも具材はお取り寄せでは鶏肉ですが、お取り寄せには無い「しらす」にしてみました。こういう組み合わせもあるんですね!念願のセリ鍋。また次の冬も食べに来たい!
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■17:22 はやぶさ110号 帰宅
帰りは仙台から東北新幹線で東京へ。便数が多いので、時間が読めない帰りは、仙台経由が便利です。
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銀山温泉、樹氷、セリ鍋に寿司と満喫しまくった一泊二日。冬ならではの景色や味覚が楽しめた最高に良い旅になりました。東北最高!
以上、冬の風物詩・山形蔵王の樹氷を見に行く1泊2日旅でした。
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