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【退職エントリ】新卒から1年8ヶ月在籍したトリニアスを退職します。

こんにちは!人事部の西野です。

タイトルからお分かりになるかと思いますが、私は2022年12月末日をもって1年8ヶ月お世話になったトリニアスを退職します。(退職というより、卒業という表現が正しい気もしてます…!)

21新卒として入社し、同期の中で唯一人事部に配属され、右も左も分からなかったのであたふたする毎日でしたが、素敵な先輩に囲まれて自分らしさを引き出していただけるような環境でした。もちろん、時に大変なこともありましたが、働くことが楽しいと思える経験ができました。
今の感情をここに残しておきたいと思ったので、想いを綴ります。


会社と自己の成長を感じられた

この1年8ヶ月の中で、新たな自社サービスのリリースや新たな取り組みへのチャレンジ、グループ会社が渋谷にコワーキングスペースをオープンさせたりと、多くの進化があり、「会社ってこうやって大きくなっていくのか~」と思える瞬間にたくさん立ち会うことができました。

また、入社当初はカレンダー通りのお休みではなく「月8日休み」だったので、時に土日や祝日も出社しなくてはいけませんでした。
(一度だけスケジュール管理ミスで土曜出社をすっぽかしてしまったことがあり、2日後に先輩に言われて気付くという大失態もしたことがあります…懐かしい)
ですが、完全にカレンダー通りの土日祝休みになったり、リモートワークが可能になったりと、だんだんと現代の働き方に順応されるようになったことも会社の成長を感じられた部分です。

ただ、ベンチャー企業ということもあり、まだまだカオスなことも多いのが正直なところでした。
新たにプロジェクトを立てる決定も早いのですが、同時に「やっぱり無しで」と切り上げるスピードも早かったので、変化への対応能力は鍛えられたと思います。個人的には私の性格も「とりあえずやってみよう!」というスタンスなので、ここはトリニアスの性質とマッチしていた気がします。


30歳のキャリアの選択肢

私がどうして転職という決断に至ったのか。
それは、自分自身の今後のキャリアを考え直したことがきっかけでした。

私は新卒採用の選考途中で「人事をやってみない?」というお声がけに対して、「やります!」と答えたことから人事職でのファーストキャリアが始まりました。新卒採用担当として、入社1ヵ月後には22卒採用の説明会を行ったり、学生さんとの面談を行ったり、社員座談会でのファシリテーターをさせていただいたりと、様々な経験をさせていただきました。
自分だけでは気付かなった素質に気付かせていただくことができ、それに合ったポジションや役割を提供してくださったトリニアスに感謝しています。

その上で、「残りの20代を人事として過ごした先、30歳の自分にはどんな選択肢があるのだろうか?」と考えた時に、「人事を極めていく」という選択肢がパッと頭に浮かびました。
人事のお仕事は楽しいですし、これからもやっていきたいとは思ったのですが、人事としての経験や実績、スキル以外に何も無いということに危機感も覚えました。これからのキャリアを人事一本で突き詰めていく覚悟は、今の私にはありませんでした

30歳の選択肢は20代の過ごし方で決まる、20代は30代の自分のための土台づくりだと思っています。30歳になってからでもキャリアチェンジはできると思うのですが、失うものもプライドも良い意味でない今だからこそ思いっきり挑戦しなくちゃ!!!と、自分を鼓舞しました(笑)体力的にも精神的にも早い方がいいかなって(笑)
今後の自分のキャリア幅・選択肢を広げていくために新しいチャレンジをしようと、転職を決意しました。

ただ、今回キャリアチェンジを真剣に考えた結果、感じたことは「正解が無いから難しすぎる」でした(笑)
転職することを決めてから、経営者や会社役員の方、脱サラして個人事業主で好きなことを仕事にしている友人、他の会社で働く先輩方、選考を受けさせていただいた企業の人事の方などとたくさんお話をさせていただきました。こんな小娘のキャリア相談に時間を割いてくださったみなさん、本当にありがとうございます…!😭
しかし、キャリアというものは100人いたら100通り。自分が今、最善だと思う選択を正解にしていくことがみなさんが口を揃えて言っていたことであり、キャリア形成において最も重要だということが分かりました。


これから

1月からはスタートアップ企業を支援している会社に営業としてJoinさせていただきます!入社の決め手は、創り上げたい世界観に共感したからです。

日本経済の衰退を課題と捉え、HR領域から日本の成長産業の活性化を通して解決していくことをMissionとして掲げている企業です。
これまで人事として多くの学生さんと面談をする中で、夢や希望を語れる学生が少ないと感じていました。でもこれは仕方がないと思うんです。日本の年収が20年前と横ばいで各国に越されているとか、少子高齢化とか、老後2000万円問題、増税などなど。不安要素がたくさんある現代で夢や希望を語ることってできないと思います。これから日本を背負っていく学生さんがこんな状態で良いのかな?と、違和感や不安、もったいなさを感じていました。

そんな時にこの会社に出合い、私の感じていた違和感に通ずる部分があると思ったんです。根本的に日本の成長産業がさらに活性化することができれば経済も回復し、夢や希望を持って社会人になれる学生さんも増えるんじゃないかと。
とても大きな課題ですし、そう簡単には成し遂げられることではないと思いますが、私も尽力したいと強く思いました。

新しい職種へのチャレンジに不安もありますが、今は楽しみの方が大きいです!失敗しても失うものなんてない!というマインドで飛び込んでいきたいです。


おわりに

ファーストキャリアにトリニアスを選択したことは後悔していません。人に恵まれ、とても濃い時間を過ごせたと感じています。

今回の転職という選択を、努力で正解にしていきます。これから先、またどこかでトリニアスと交える日が来ることを楽しみに頑張ります!それがお世話になった方々への恩返しだと思うので、成長した姿を見せられるように精進していきます!