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授業中、隠れてスマホをいじっている子にどう声をかける?

授業中、隠れてスマホをいじっている子がいたらあなたはどうしますか?
怒りますか?それとも、見て見ぬふりをしますか?

トレッペはこの問題に、こう対応しています。

「怒らないけど、見て見ぬふりもしない」

先日、うちの紫ビヨコがスマホをいじっている子を発見しました。

紫ビヨコは怒るでもなく、見て見ぬふりをするわけでもなく、体調が悪い子の変化に気づいたときのように、

「スマホさわってるけど、何か困ったことある?」

と声をかけました。声をかけられた生徒さんは、素直に謝罪してくれました。それ以降、その子は一度もスマホを出していません。

「怒らないけど、見て見ぬふりもしない」の一例です。

塾講師になったばかりの頃は、「怒る」ことでよく失敗していました。まず、生徒さんの反発が増えました。

「授業中にスマホはダメ!」
「見てません!」

そして、怒られないためにウソをつく子も増えました。

「宿題忘れちゃダメ!」
「やってあるんですけど持ってくるの忘れました」

まさにご家庭で繰り広げられているようなことを、ぼくも何度も繰り返していました。

個別指導教室を任されるようになってからは、「見守る」ことで失敗しました。

授業中にトイレに行く生徒さんがいました。じつはこっそりポケットにスマホを忍ばせていることに気づいていましたが、あのときのぼくは見て見ぬふりをしてしまいました。

それからその子は、毎授業トイレに行き、なんと同じ時間のほかの生徒さんまでトイレに行くのが当たり前になってしまいました。

見守っているつもりだったのに、放置と同じ状況になっている……。

ぼくはとてもショックでした。似た状況に悩まされているご家庭も多いかと思います。

このような経験を何度も繰り返してぼくは思いました。

「怒る」でも「見守る」でもないところに正解があるんじゃないか?

それからぼくらは、「怒る」でも「見守る」でもない『第三の道』を目指すことにしました。

「怒らないけど、見て見ぬふりもしない」道

つまり、「怒らない。だけど逃げずに必ず伝える」という道です。

このブログを読んでくださっている皆さんへ!
よかったらぼくらと一緒に『第三の道』を目指しませんか?

デキる大人は第三の道を行く!
以上、『隠れてスマホをいじっている子にどう声をかける?』のブログでした。

先日、水色ビヨコの授業で「トイレに行っていいですか?」と生徒さんがいいました。

「いいよ。体調悪いとかある?大丈夫?」

水色ビヨコは声をかけました。そして、トイレから帰ってきた生徒さんにこう言いました。

「今回は特別だけど、次からは授業の前にトイレに行っておこうね」

第三の道のど真ん中を歩いてくれていて、めちゃうれしくなりましたね!
広がれ、つながれ、第三の道!


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