ヴィンテージのある暮らし Vol.2 ヴィンテージティーカップ
前回は私が持ってるヴィンテージアイテムでたくさん持ってるもの、ということでアンティークボトルたちをご紹介しましたが、
それと同じくらい私が持ってるヴィンテージの中でもたくさんあるもの、それは、ヴィンテージのティーカップたちです。
毎日のティータイムは、このコレクションたちから今日の気分でカップとお茶を選び、お気に入りのヴィンテージティーポットで淹れたお茶を注いで、ゆっくりと時間をかけてお茶とお菓子を楽しむのが日課です❤︎
…なんてするわけがない笑
家でのお茶は、特大マグカップにティーバッグをポーンと投げ入れ、お湯をジャーっと注いでガブガブ飲む、いわゆるビルダーズティー。カップでちまちま飲むなんて毎日やってられません笑。
ではいつ使うのかと言われたら。大体週末に1回使うか使わないかという感じでしょうか。週末にはカフェ巡りをすることがよくありますが、カフェに行かない日などはケーキを買って帰ろうか、とか何かお持ち帰りでいい感じのお菓子がある時に使います。カフェ巡りは私の大好きなことの一つですが、家でもかわいい食器で美味しいお菓子を楽しみたい! いわゆるお家カフェを楽しむ時に使います。
週1回使うか使わないかなのに私のティーカップコレクションは大量も大量。相方から白い目で見られております。
私の母もウェッジウッドのステキなティーセットを持っていました。が、一度も使っているところを見たことがありません。笑 これは来賓用!と言っていましたが、お客自体全く来ないし、親戚が訪ねてきたとしても普通のマグカップでお茶出すしで、せっかくのティーセットもったいな〜と常に思っていました。私の家にもお客が来ることはほぼなくて笑、1回か2回、友達が来た時にそれこそガーリーなティーパーティー風にティーカップを出してお茶しましたが、本当にそれきりですね。でも食器は使ってなんぼ、と思ってるので、自分の気分を上げるために使います。
いや、そんなにいらないでしょうと言えば確かにそう。これはもう完全にコレクションです。かわいい絵柄、かわいいカップを見てしまったらもう買わずにはいられない! しかもヴィンテージ! これを逃したらもう会う機会はないかも⁉︎ と思ったら最後。これでも最近は自重して、かわいい絵柄&変わった形のカップのみ買っていい、というルールを作りました。めちゃくちゃ珍しかったり、普通の形でも絵柄がめちゃくちゃかわいい、などもちろん例外も作っちゃうんですけれども。仕事でも仕入れてるのでかわいかったらとりあえず買って商品にする、なんて言い訳も作れちゃいますが…。
不思議なのは私、日本にいた頃は全く興味なかったんですよね。「不思議の国のアリス」が大好きなので、ティーパーティーのシーンに憧れはありましたし、紅茶は大好きですが、マグで十分だし、買っても1セットあればいいな、ぐらいの気持ちでした。ましてや、私のコレクションに今大量にあるガーリーな花柄カップなんてもってのほか。そんな乙女な柄よりは、北欧系やモードなシンプルなスタイルが好きでした。ちなみに今もインテリアは乙女な感じではございません。でもティーカップはそういうのを買っちゃうんですよね。なぜなのか?
これはイギリスで出会ったカフェが大きいと思います。イギリスのティールームやカフェには、ヴィンテージティーカップを使ったカフェがいくつかありまして、これがまた素晴らしくかわいいんです。こういうと皆さん、アンティークでガーリーなラブリーイングリッシュティールームを想像するかもしれませんが、そうではないんです。(もちろんトラディショナルで古風なティールームでヴィンテージ食器を使ってるとこもあります。)私が好きなのは、かなりモダンポップ、もしくはナチュラルシンプルなインテリアにヴィンテージ食器を使っているところ。このギャップが好きなのです。
こちらが私が大好きだったカフェ。
こういうポップでモダンなところで食器は全部ヴィンテージ(しかも全て購入可能だった!)というところにしびれました。イギリスに来てからというもの、落ち着いた色味が好きだったのに俄然カラフルが好みになったのもあり、こういうモダンポップxヴィンテージやアンティークというのが私のスタイルになっています。インテリアや服もこういう現在のものと古いものを組み合わせるのが好みです。特に、シンプルなインテリアにガーリーなものがぽつんぽつんとあるのが好き。
たくさん色々持ちたいので、基本的に一客ずつしか買いません。でももしセットで売っていたら、買い付けていることもあります。実際、今日ご紹介した中のいくつかは商品としても持っています。持ち手が華奢なので配送で破損されるのが怖くてオンラインには出しておりませんが、いつか日本でのイベントの時に持って帰れたらいいな、と思っております。