深夜テンションって怖いよね〜
己が身を削って助けた相手は
何も覚えていない
また助けた命も軽く
何のためにと自らに問う
誰も彼もが同じ様に
価値の薄くなったものとわかっていながらも
現状を見ずありもしない虚像を
讃えて拝む
お前も拝めと言われても
はっきり見えるその姿に
同情もない
己が術を学んだが
生かされず嬲りゴロされる
つまずきのみみ抜き
石を投げつける
どころかつばもはく
だが高貴と信じるその姿は
どう見ても蔑む姿にはなっておらず
醜く歪んでいる
己が正義を振り翳して
腐りゆく身体を
擦る
阿鼻叫喚を共に楽しめと