月額40万円で買う幸せとは？
実際にそういう体験が私はないので
幸せはお金で買えるのかどうか
本当のところよく分からないですが、
「幸せをお金で買うという感覚の人」は
なぜかあまり幸せそうでないですね。
こんにちは。
かりそめです。
「肉体労働」をぶっ壊ーす❤️
先日、「アウトデラックス」という
マツコさんと、ナインティーナインの
やべっちの番組に
「Twitterでヒモを募集し、
理想の男性と暮らしている女性」
が出演していました。
みゅうちゃんさんという方で
実際のツイートはこちら。
【ヒモ募集】
— みゅうちゃんさん🤍 (@miu___miu___u) September 6, 2019
アクセス良し、お手当よしの
素晴らしいバイトです🐱🖤
18〜28歳までのヒモに徹することが出来る男の子奮って顔写真と共にdmをください🐱🖤
浮気しないなら家事すらしなくていいです、ギャンブルもOK！
月給40万〜 (家賃と食事も負担なし)
おねえさんと暮らしましょう❕❕ pic.twitter.com/hpQHgsvfnn
ドラマみたいな本当の話なんですが…
こんなに可愛い子の彼氏になれるだけでなく、
一緒に住む家と食事と生活に必要なもの全て用意されており、
更に月40万円もお金がもらえるなんて…
そんな天国切符とも言える告知ツイートを見た
自称イケてるオスたちがこぞって一斉に
彼女にモーレツアタックをかまし、
「この世に女性はこの子しかいないのか？」
と思えるほどの熱いメッセージを
リプ欄で繰り広げており、
このツイートの下を見るだけでも
茶碗二杯くらいは
余裕でご飯食べられるくらい
ネタが詰まっていたりします。
そんな彼女が1万人を超える応募のあった
世界一怪しい男性陣の中から
理想のヒモ君を3次選考を重ね選び抜き
今、一緒に暮らし始めて
3ヶ月ほど経ったとのことで
その生活模様等々を、
赤裸々に番組で語っていたんですが…
かなり痛々しかったです。
すさんでました。
相当。
彼女は以前、自分がブサイクだったという理由で
元カレに浮気をされ振られてしまいます。
それがとんでもないトラウマになり、
整形をして"絶対に浮気されず振られない方法"として
給料制で彼氏を雇うという暴挙に出たわけですが
相手の男性も女性に困っている人であれば別ですが
特段、女性に困っていない人である場合、
こういった形でヒモになるというのは
歴としたビジネスであり、
仕事として見ているわけで
残念ながらそこに「愛」はありません。
逆の立場を考えてください。
エンコーでお金をバラ撒く
ハゲオヤジのことを
本気で好きになる女子高生が
果たして何人いるか。
※でも、エンコーハゲオヤジは
ブサイクで腹出てて脂ギッシュだから
無理なだけでこれがイケメンで
細マッチョの金持ちだったら
普通に恋に落ちるよね。。w
彼女はちょっと賢く可愛い愛犬を
高額で手に入れたつもりのようですが
肝心の愛犬は相当したたかで、
そんな彼女との関係を完全に
「仕事」として見ています。
私が見た限り、
男性の方が一枚、上手ですね。
「彼女のことが好きですか？」
という番組サイドからの質問に対し
彼はー
「まー、好きですね」
と答えました。
このまー、っていうのは
人前で答えるには
この回答が無難という意味です。
それを言われたときの彼女の顔。
とても寂しそうでしたね。
心では泣いたんじゃないでしょうか。
本当に好きなんだと思います。
ヒモ君のことを。
でも、そんなヒモ君は
全然、その気ないんです。
だって、彼にとって二人の関係は
あくまでもビジネスなんですから。
これ見て私は破綻するのは
時間の問題だと思いましたね。
彼は彼女がいない間
いつもゲームさせてくれるし
何もしなくてもお金くれるし、
仕方ないからこの家に住んでやっている。
そういう感覚なんです。
彼女もそれでいいと思っているというか、
むしろそうしていて欲しいようです。
仕事や遊びで自分がいない間に外に出たら、
すぐ浮気されるかもしれないので。
彼が外に出るくらいなら
私がナンボでも稼いで貢いでやる！
そういう感じです。
私はこの関係性自体が
今回の破綻の問題であると
言いたいわけではなく、
奴隷並に束縛がエグいので
とても破綻しやすいモデルでは
ありますが、
今回はとにかく
"相手が悪い"
という話です。
社会的に見た目や発言、
行動が魅力的でそれなりに
需要がある若い男性というのは
ある種、接待待遇でないと
普通の見た目だけイイ女性とは
一緒になってくれないので、
浮気をしないことを
条件にしている間は
契約しているから
黙って一緒にいますけど、
浮気したくなったら
とっとと離れますよね。
それが1年後か明日か
私には分かりませんが、
何か別の力が働いて
この大きな歯車が狂わない限り
彼との本当の恋愛は
非常に難しいと感じました。
ヒモ君にある程度、まとまったお金ができたら
サクッと別れを切り出されるでしょうね。
まるで転職するかのように。
彼女はすごい吟味して考えに考え抜いて
今回大きな買い物、契約をしたと思うんですが
本当にお金で幸せは買えたのでしょうか？
私は喉が乾いたら水を買って飲みます。
これも幸せをお金で買っていると言えば
そうなのかもしれないですがー
別に私は水であれば
なんでもいいんです。
ボルヴィックでも、
六甲のおいしい水でも、
なんなら水道水でもいいです。
喉が潤せれば
なんでもいいわけです。
こういった場合、全ての状況において
選ぶ権利は私にありますし、
六甲のおいしい水が
売り切れていても
ボルヴィックがあれば
いいですし、
ボルヴィックがなくても
近くに図書館があれば
ノーダメージです。
そこにあるもので
幸せを満たせばいいので。
でも「私が選ばれる側」になった瞬間、
幸せになる選択権は私から消えます。
私が幸せになれるかどうかは
相手の判断によるからです。
親に嫌われている子供の心境ですね。
たまったもんじゃないです。
とても息苦しいです。
自分ならそんな生活、
今すぐにでも捨て去るでしょう。
自分の選択権がない、
決定権が弱いものを
お金で買うリスク。
ここの判断はとても
慎重にすべきですし
なんなら避けるべきです。
今回の件は私からすると
時限爆弾を買うのに似ています。
しかもそれが自分の意志を持ち、
爆発時期が思い通りにならないものであれば
尚更、リスクの大きさを考えるべきでしょう。
どれだけ虎が好きでも
自宅の庭で放飼いにはできません。
虎であれば知能はないので
檻を作れば対処できるかもしれませんが、
人となるとそういうわけにはいかないです。
仕事とは言え、見ず知らずの人間を
堂々と自分の城に招き入れるわけですから、
本来、相当注意しないといけないはずなんですが
人は「愛」に飢えると
トコトンまともな判断が
できなくなるんでしょうね。
そういう事例の一つだと
興味深く見させていただきました。
あなたは自分の幸せを
お金を払って買う人ですか？
はたまた、ヒモ君のように
自由を代償に取引する人でしょうか？
私はー
買いも売りもせず、
自分の幸せは自分で行動して
掴みにいくタイプです。
かりそめ
追伸
本日のHimalayaです。
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