鏡は先に笑わない
僕が今までに読んだ本の中でTOP3にはいるほど気に入った本に、「神様とのおしゃべり」という本があります。
斬新な視点を混ぜ合わせたスピリチュアルな思考を、会話形式でわかりやすく説明しているこの本は、人生(特に不確定要素が多い現代を生きる人たち)をよりよく過ごしたい人にはとっっってもおすすめの一冊です。
今回はその中の話にもあった、特に面白い考えだと思った「現実」についての興味深いお話について触れていきますッ!
リアル
現実って何だろう?
一度は皆さん考えたことであるかもしれない現実世界について。
「お金持ちになりたい!」
「有名人になりたい!」
「世界中を周りたい!」
などなど、たくさんやりたいことやあこがれること、欲望があったり。
また、一歩引いて世の中を俯瞰してみれば少し不思議に見えてくることでしょう。
「生きているってなんだ?」
「日本とは?地球とは?」
「美しいってなんだ?」
「お店ってなんだ?」etc・・・
日常的なこと・常識は、現実の中で作り上げられているので人によって現実の見方はいろいろあります。
現実はあなたの思考の写し鏡
「現実はあなたの思考がすべて表れている鏡のようなものだ」
と、いきなり言われたら10人中ほぼ10人が驚くことでしょう。
俺も含めて最初は「何言ってるんやこの人?」とあまり腑に落ちない考え方でした。
たぶん通りすがりの人にでもこのことを話したら、以下のような答えが返ってきそうです。
「現実は全て俺の思い通りなら、なぜあくせく俺は仕事をしているんだ?リゾートビーチにでも行きたい!」
「なら、こんな事務職の私でもすぐに超売れる有名なモデルにでもなれるの?」
「世界平和を毎日望んでいるのに、なぜ現実は争いが多いんだ!」
「貧乏な生活から抜け出したいのよ私は!」
このような言葉を言い続けている人は、ずっとネガティブな現実を味わうことになるでしょう。
なぜか?
こういった言葉を話している人の頭の中には、嫌なことしかイメージされていないからです。
嫌なことを想像する→現実に嫌なことが現れる。→またいやな気持なる→(以下同じ)・・・というネガティブの無限ループが発生してしまうことでしょう。
自ら能動的に
裏を返せば、ポジティブなことをイメージすれば、ポジティブな現実が自分の前に現れてくるということです。
神様とのおしゃべりの作中に出てくる、メインキャラクターのみつろうと神さまのやりとりでこんなのがあります。
神さま:お前たち人間は、いつもこれをやっておる。「短パンが映った鏡を見て、私はスカートを穿いたはずよ!」と叫んでおる。
みつろう:鏡に映っているものを変えたければ、映っているこちら側の髪型を先に変えればいい。・・・そうか。「現実を変えることはできないのか!」それを見ているこちら側が変わらないといけないんだから!
神さま:できごとを先に変えるなんて、不可能じゃ。できごとが起こった時に「どう思うか」を先に変えるしか方法はない。・・・なにかを思うのかが変われば、投影元である、お前の固定概念が変わるのじゃから、映し出すだけの「現実」は確実に変わるのじゃろうよ。いいか。これは格言だから覚えておきなさい。
「鏡は先に笑わない」
このように、「現実は自分の見方で変わる」という意識を持つと、より一層楽しく生活を過ごせるかと思います。
僕が毎日行っている習慣の一つとして、鏡で笑うことをしています。
一日の始まりに太陽の日の光を浴び、背伸びをして鏡の目の前で笑顔をして、「ありがとう!」と一言つぶやく。
そうすることで一日を少し前向きに生きてけると思うのです。
いきなり頑張りすぎても、鬱になったりしかねません。
大事なのは、まずは自分にできる範囲内で、ほんの少しでも良いので自発的にポジティブな意識を持つことではないでしょうか。
「鏡は先に笑わない」
この言葉なかなかしっくりきて個人的に好きなフレーズです^^
終わりんご
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