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悲しみ対処法〜他のもので埋めてはいけない穴〜

大切なひとを失った時の悲しみや喪失感は、
言葉では言い表せません。

そしてその悲しみを
何かで紛らわそう、埋めようとしてしまいがちです。

でも、その穴は簡単には埋まりません。
ましてや他のもので埋めてはいけないと思うのです。

よくありがちなのは失恋。
愛していた彼と別れたとき、
その寂しさを埋めようと、他の人を探す、
他の人を代わりにしようとする。

わたしにも近い経験がありました。
その結果、その人と自分を傷つけてしまいました。

失った人が大切な人であればあるほど、
ポッカリと空いた穴は大きく感じるのです。
でも、失った人が大切であればあるほど、
他のものでは決して埋まらないのです。

寂寥感、喪失感を埋めるのはその人への想いです。
新しい出会いや日々は、それとは別のところに築かれます。
そして心の痛みがなくなった後、そこを覗くと、
想いがいっぱい詰まっていることに気づき、
懐かしく愛おしく思えるのです。

だから、心がまだ痛んでいるのなら、
その人がそれだけ大切な人なのだと、想ってください。
そして、心の痛む場所に手を当ててください。
あなた自身の温もりで、痛みを少し和らげましょう。

その想いを、
決して他のものなんかで埋めないでください。

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