そんなに責めなくても… ~不説過戒
仏教に不説過戒(ふせっかかい)という言葉があります。
意味としては、他人の失敗を責め立てては、いつまでも責め続けてはいけないという事を指します。
私がうつ病に至ったことの反省の一つが、他人の行動、ミスに反応しすぎたことです。
「こうすればいいのになぜしないのか」
「元々かくあるべきじゃないのか」
「そんなだから失敗するんじゃないのか」
「自分はちゃんとやっているのに何であの人たちはやらないんだ」
ここまで強い嫌味な調子ではないですが、それに近いような感じのことを考え続けていました。
どこか相手に求めすぎていたように今は思えます。
上長にも「みんなが君ほどできるわけじゃない」というようなことを言われたこともあります。
でも、私はその助言を聞けなかった。
直接相手を責めることもできない状況だったこともあり、ストレスとしてため込んでしまった。
あまり人のあら探しをしてカリカリするようなことをしなければ・・・
人にイラついている自分に気づけたなら・・・
もう少し、心に遊びがあったなら・・・
皆さんはそんな経験ありませんか?
他人も、自分も、責めすぎないことが大事です。
私も回復してから、「不説過戒」という言葉を頭に入れながら現在の仕事に就いています。
今は負荷軽めですが、もっと厳しい場面に出くわした時にもそれが守れるようにしたいですね。
今回の参考動画はこちら。
大愚和尚の動画は、一本一本の動画が長いのですべては追いきれていないですが、すごく為になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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