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「付き合う」の意味

恐らく正解はない話だと思います。

私はプロフィール等々で、うつ病と「付き合う」という表現を使っています。「治す」「脱出する」といった言葉ではありません。

そこには、結局「うつで調子の悪い自分も自分」という考えがあります。


うつ病に至るまでを振り返ってみれば、反省すべき点もありました。


でもそれ以上に、自分が無理していることに気づかなかった。あるいは無理している自分を無視し続けた。

それで限界を超えたのがうつ病という結果だった、ということもあるのではないかと思うようになりました。

ただ、無理しないわけにもいかなかったのは事実。

どの自分を責めたり無くしたりしようとしても、それこそ無理な話だった。


であれば、至らなかった自分を責めるよりも、そんな自分に向き合っていくことの方が、少なくとも立ち直るには大事なことかな…と。


もちろん、今のままの自分でいる、ましてや昔の自分に戻ろうとすれば調子が悪くなるに決まっています。

かといって人間すぐに180度変われるわけもない。ここに至るまで負ってきた傷もある。

少しずつ、少しずつ。傷を癒しつつ、いいところは活かしながら、変えるところは変えていく。できることの幅をちょっとだけ大きくしていく。

そんな小さな一歩を「付き合う」と表現しています。


何をもって「治った」と表現するかも難しい話ですし、よくなったり悪くなったりを繰り返す病気でもあります。

だから私は気長に「付き合う」ことにした…という意味もあります。


もちろん、人によっていろんな考えがあると思います。読んでいて「理屈が通ってないよ」と思う人もいるかもしれません。

ただ、自分はとりあえず、こんな感じでゆっくり進んでいこうと考えています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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