2022サマーシーズンまとめ
先週の上越妙高エクスプレストレイルをもって、今年の夏のレースが全て終わりました!
出場レース
今年は、KTF(北信濃トレイルフリークス)、KATASHINA MOUNTAINS SEREISE、ALP SKI TEAM が運営する大会に招待選手として参加させていただきました!どの大会もその土地の良さを存分に引き出した、景色最高、爽快に駆け抜けれる、地元の温もりを感じられる大会でした!
招待していただきありがとうございました!
振り返り
まず今シーズンの目標としたのが“志賀高原エクストリームトレイル”。
そして、次のシーズンのスキーモへ繋げるために、インディビジュアル種目とほぼ同じコースレイアウトのショートレースをメインにレースプランをしました。
今年は4月までスキーを履いていたので少し遅めのシーズンイン。5月の八方バーティカルが初戦になりました。3月に右足の内側側副靱帯を損傷する怪我を負い、リハビリの最中に出場したレース。足への負荷を極力無くすためにほぼ走らずにストックを持ち、パワーハイクで臨みました。
筋力の衰えはあったもののタイムもまずまずで、バーティカルを追い込み切れるくらい体力が回復していることにまず自信がついたレースでした。
5月入り新しく今の職場に就職し、職場環境がガラッと変わった中での調整が難しく、その後は全然走れないレースが6月まで続きました。これはいかんと夏場は大会エントリーをせずに、パフォーマンスを維持するためにひたすら基礎からの練習の日々。
仕事に本気で取り組み、練習を地道に繰り返したのもあってか、6〜9月の4ヶ月間で精神的にも人間的にも一肌剥けて相当鍛えられました。
そして、10月からレース復帰。まずは竜王スカイラン。まだ動き作りは100%ではないにしろ、山ノ内を舞台にした大会。
地元だし、好きなコースレイアウト。序盤からダッシュをして心拍を上げた状態を作り耐えれるところまで頑張る。それだけ。苦しすぎて楽しかった。目標としたタイムには程遠かったがいい練習になりました!
SEA TO SUMMITO
そして翌週には sea to summito Chikuma river to Mt.Kosha 。千曲川を12kmカヤックで下り、自転車で高社山の麓まで22km漕ぎ、最後は高社山頂まで登るイベント。順位はつかないが最速タイムと翌週の志賀高原へ向けての刺激として参加。
クロストレーニングで取り入れているフリースタイルカヤック。
全長170くらいでボリュームも167。不安定すぎるこのボートに乗るだけで体幹が強くなるし、バウステやカートホイールなどの技など、全身のバランス力を鍛えるにはもってこいのスポーツ。
ラフティングガイド資格も持っていることからカヤックには全く抵抗感なし。しかし、フリースタイルカヤックで千曲川の延々と続くかのような流れのないトロ場を下るのは流石に怖気付き、知人にシーカヤックのロング挺を借りて出廷!
延々と前漕ぎ。意外とカヤックも無酸素競技なんです。広背筋と上腕三頭筋が喜んでいるっ。12km下り終え自転車へ。1時間ほど座っていたので漕ぎ出しは鉛のように重く…。でも前半の平坦は40km/hで漕ぎ続け、高社山麓の登山口までの登りは立ち漕ぎでゼーハー。登山口付近で自転車を置き、登山スタイルへ。太ももパンパンです。1時間で登ればコースレコードのところを53分で登り、最後は心拍数190以上まで上がりました。
他の方々はペアや四人組などまったり信州の自然を満喫するところを1人ゼーハーしてる変な人でしたが刺激入れの目的は達成。
志賀高原エクストリームトレイル
そんなこんなもあり、シーズン目標の志賀高原エクストリームトレイル。2週間後に遠征を控えていることもあり、下りは安全運転で走り、登りと平坦を頑張る作戦。例年よりもトレイルの状態は良く、走りやすいコンディション。序盤の横手山まで2年前のタイムより2分ほど早いタイムで通過。山のセクションは下りを我慢した分タイムは縮まらなかったが、後半の核心部であるジャイアントスキー場から先をペースを落とすことなく最後まで攻め切る走りができました。目標としていたタイムには10分も届かなかったですが、終始脚は元気でまだまだ記録は伸びそうな感じで結果は大満足のいくレースになりました。
上越妙高エクスプレストレイル
そして今シーズンラストレースであるALP SKI TEAM 主催の上越妙高エクスプレストレイル。前記事でも書いた通り志賀高原の疲労は多少あったものの今出せる
最大のパフォーマンスを出すことができ、集大成として安定した走りをすることができました。
まとめ
まずは目標に向けて的確なトレーニングでパフォーマンスを落とさずにシーズンを終われたこと、これが1番の収穫です。そして、今までのレースとは10km以上短いレースを続けて出場した事で筋力も心肺機能も向上し、より心臓を煽れる体になれた事。スキーモへ向けての身体作りは完璧に終わることができました。
今年は長野県縦断駅伝へ向けてトラック種目にも力を入れ、走り込んだ事もあり、体のキレはいつになく良いと思います。山岳スキー競技でオリンピック追加種目になった“スプリント”では大切な要素を今シーズン獲得できました。
これにて夏トレ終わり!
冬に向けてガンガンこっからだーい!
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