トップガンマーヴェリックの謎を解け‼ #4
コラム1
『トップガンマーヴェリック』→『トップガン’86』 の見方ガイド
私の父親(今年86歳)といえば、怒るときにはコラ!ではなく、コアラ!と言っていたものですが(怒るというより、これを言いたかっただけ)、
コアラではなくコラムです。
個人的な分析・意見で書いた記事そのものである本編の中に、個人的な意見である“コラム”があるというのもおかしな話ですが、まぁ形だけやってみたかったというか、もともと書きたかった内容から少し逸れてしまうのもヨシとする言い訳としてコラムを騙りました。
初回のコラムの内容として何が良いかと考えましたが、本編で触れたマイオリジナル企画トップガンマーヴェリック→トップガン‘86連続上映鑑賞の見方ガイドと題して景気良くいってみましょう。
あっと企画名が長いな、ここでは『逆連続鑑賞』と呼ぶことにします。
トップガンマーヴェリックを観て『あーマーベリック良かったな。』、次にトップガン‘86を見て『若い時のトム・クルーズかっこいいな』では
『逆連続鑑賞』の本質を突くことは出来ません。
感想は自由ですが、単にトップガンマーヴェリックの後に、トップガン‘86を続けて観るというだけではないのです。
なぜかって?もうトップガン’86どころかトップガンマーヴェリックのストーリーも我々リピーターの頭の中に完全に刻まれてるじゃないですか?
”まず初めにトップガンマーヴェリックを観る”という目的を達成するためには自分の頭にある記憶を操作して、トップガン‘86に関する情報を消去せねば。だがしかし、そんな簡単に記憶の操作ができるでしょうか?
現実的には難しいですよね。こんな時に良い方法がありました、宇宙戦艦ヤマトに始まるアニメファンにはおなじみの、敵と書いて”とも”と読む。
というあの読み換え法です。
忘れるのではない、無体な解釈を受け入れるのです。
これを応用しない手はない。
“敵”とかいて“とも”と読むというのはすなわちこういうことですね。
ああね。と納得いただけたところで、さっそく読み換え法習得のために、トップガンマーヴェリックで、マーベリックとグース、ルースターが絡む各シーンのイメージトレーニングを始めましょう。
これで実際にイメージトレーニングしてから、やってみたのですが、自分の頭の中だけとはいえ、さすがに「グースって誰なんだろう?」とまで白々しくとぼけるのは無理でした。
でも ともすれば、ルースターが登場するや否や、『願書破られてドンマイ』と思考が短絡し、あれ?そういえばマーベリックとルースターの仲違いの原因がわかるのって本当はいつだったっけ?というくらいになっていた自分の頭をリフレッシュするには役立ったと思います。
もはや映画館の大スクリーンで逆連続鑑賞をすることはできませんが、
ご自宅のTVでは可能です。
イメージトレーニングの例題ですが、点線で切り抜き、〇に穴をあけてリングで綴り、受験用の単語カード帳みたいにお使えいただけますぅ?
次回はいよいよ第2章突入です。