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究極の寝具はない!〜身体を低反発にしなさいw

「フカフカな布団を求めてはいけません、あなたの身体がフカフカになれば床で寝ても痛くなりません!」
こんな乱暴な発言を聞いたことがある(笑)

身体がフカフカなら布団なんかどうでもいい…一見雑な表現だが、理にかなっている。

そもそも寝てて身体が痛くなるのは
①寝ているにも関わらず変なところに力が入っている→局所的に鬱血する
②同じポジションの時間が長く寝返りが少ない→局所的に鬱血する
が主な原因で、圧力分散が大きなテーマになることは間違いないのだが、それを自分以外の環境(寝具)に求め続けていても、自分の体がこわばっていたら何も解決しないわけだ。

「どんな布団(や枕)がいいんですか?」
と聞かれることは多く、それをビジネスにして究極の寝具の開発に従事している業者さんもいらっしゃることは重々承知してるが、私は物売りではないし、身体の専門家から言わせていただくと「そういう問題ではない、あなたの身体が圧力を分散させれなければ、何を探したって見つかりません」と、冒頭の乱暴な表現に同意してしまうのだ。

「なかなかいい寝具には出会えない…」
と言っている方が多いのも、そう考えると理にかなっている。

寝具が悪いと眠りが悪いのか、眠りが悪いのは寝具が悪いせいなのか?
ではなくて「眠りが良ければ寝具はどうでもいい」のが身体の専門家としての正直な感覚だ。
自分の体が低反発にならなければ、どんな寝具を使っても一緒ということ。

実際、私は床で熟睡しても身体が痛くなることはない(笑)たまに(深酒などして)痛くなったとしても、自分のコンディションのせいだと思っている。

睡眠のことで話しだすと止まらなくなるが、眠りの質が悪いという人は多いが一つ確実に言えるのは「山が高くなければ、谷も浅い」ということ。
つまり昼間に興奮している、具体的には心拍数が高くなる時間があるような活発な人は眠りも深い、という事実。睡眠の質を改善したい人は一度、起きている間のご自身の行動を見つめ直してもいいかもしれません、人の世は面白いですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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