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不思議の国のアリスの感想を書いたバイヤー猫

更新者前書き

皆さんご無沙汰しております。
どんどんと秋が深まってまいります。私はできるだけ半袖短パンサンダルを維持するよう心がけております。そのおかげと言ってはなんですが、膝小僧に蚊が一刺ししやがりました。しばらく真っ赤に腫れておりましたが、一足先に紅葉を拝むことができると思えば、私の血なんぞくれてやると言ったところです。
紅葉の秋の膝小僧、今回お届けする感想は、不思議の国のアリス。私一つも話を知りませんが、一体バイヤー猫はどんな感想を書いたのでしょうか。

ルイス・キャロルさんの簡単なプロフィール

本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン・イギリス人(1832年1月27日 - 1898年1月14日)。写真家でもあり作家でもあり、詩人でもある。
昔の人なのでよくわからないけど、著作はあまり多くなく、幼女の写真をたくさん撮っていたみた。ロリコン説も出ていたらしいけど、当時はみんなそんな感じだったとか何ななりでよくわからないとのこと。

不思議の国のアリス 感想


不思議の国のアリス ルイス•キャロル 著/トーベ•ヤンソン 絵/村山 由佳 訳

あらすじ

 イギリスの数学者チャールズ•ラトウィッジ•ドジソンがルイス•キャロルの筆名で書いた児童小説。交流のあったリデル家の三姉妹とピクニックに行った時に姉妹の為に即興で聞かせた物語が元。モデルとなったアリス•リデルへプレゼントする傍ら、知人たちに好評となり後に出版された。

 幼い少女アリスが本を読む姉と川べりで過ごしていると、服を着て言葉を喋る白ウサギが駆けていく。白ウサギを追いかけて深い穴から不思議の国へ迷い込み、しゃべる動物やトランプたちというさまざまなキャラクターに出会い、不思議の国を冒険する。

 トーベ•ヤンソンが挿絵を描いた不思議の国のアリス。不思議で不気味で仄昏い。ルイス•キャロルのアリスとムーミンのトーベ•ヤンソン、そして訳は村山由佳(著作を一作しか読んでいないので知ってるふり)。見慣れた構図の挿絵はもちろん良いけれど、ヤンソンならではの挿絵はちょっとホラーっぽいのが魅力的。

アリスが自分のことを確かめる為に、詩の暗誦をよくするのはイギリスやフランスでは会話に詩を取り込むのは教養として当たり前なんだって。三日月うさぎが狂っているのは発情期だからだし、帽子屋がイカれているのも帽子に使われていた水銀による中毒だからで、ちゃーんと色んなことに意味がある。
 チェシャ猫も英語の慣用句からだし、そういうのがちゃんと理解出来ていないのに好きって言いづらいけれど、好き。詩の暗誦や慣用句に馴染みが薄いし、言葉遊びをパロディにされても習慣がないからよくわからない。
 原作の挿絵を描いたジョン•テニエルの幻想的な絵とルイス•キャロルの不思議の国が絶妙に融合しているだけではなく、言葉や政治、時代背景まで取り入れられているところが世界的な人気に繋がっているのかな。あとはディズニーパワー。ルイス•キャロルって女の人で数学者なんだと、少し前まで思っていた。男性だった。
村山由佳さんの訳、読みやすかったし、「○○なんだってさ」っていう読者に言い聞かせてくれる訳の仕方が新鮮。

暫く英国が続きます。故エリザベス女王とは関係なく。

評価

バイヤー猫に評価を聞いてみたところ
評価は???(歴史ある名作を理解できてないモノが評価するのはおこがましい)
だそうです。

更新者あとがき

村山由佳さんが訳していたんですね。村山由佳さんの本一冊も読んだことがないのですが・・・。
不思議の国のアリスだったり、蟻とキリギリスだったり、正直童話とか昔の名作とか全然わからないです。ディズニー映画もほとんど見たことないので、本当に知らないです。
こういった本訳が古臭かったりして読み辛かったりしますが、新訳だと読みやすくなって良さそうですよね。
毎回読んでみようと思うけど、今回も読まないだろうなぁ・・・。


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