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あなたの適職を見つける【第一段階】

〈答え〉情熱を見つける

スペイン生まれの偉大なチェロ奏者パブロ・カルザスは、95歳になったとき、若い記者からこんな質問を受けた。「あなたはもうご高齢で、しかもすでに史上最高のチェロ奏者です。それなのになぜ、一日6時間も練習されるのですか?」

カルザスは、「自分がまだ上達していると思うからだよ」と答えた。

これこそ、自分の情熱に駆り立てられている人の生き方だ。彼にとって、チェロ奏者として上達することは重要で自分がのめりこむことができる仕事であり、一日に6時間も練習し続ける原動力になっていたのだ。

あなたは何に情熱を持っているか?

平穏で安定したな暮らしをすることは素晴らしい。しかし、私たちに最も必要なのは、自分が情熱を持って取り組めて感動できる仕事なのである。「勤労を愛すれば苦労とは無縁だ」という古い格言のとおりだ。

「情熱」はこの世で最高の原動力だ。自分がのめりこめると直感する仕事を見つけることから始めよう。見つけたら、その仕事に熟達するよう毎日努力することが大切だ。そうすれば、その仕事で裕福になれるかどうかはわからないが、成功をおさめ、楽しい人生を送ることができる。


【情熱を発見するエクササイズ】

■今後の展望について
・今していることで、やめたいことは何か?
・今していることで、続けたいことは何か?
・何についてもっと知りたいか、あるいは何の専門家になりたいか?
・世の中をもっとよくするために何をしたいか?
・自分の死亡記事にどんなことを書いて欲しいか?
・失敗しないとわかっているなら、何をするか?

■趣味について
・時間がたつのを忘れるほど没頭する趣味は何か?
・それの、どこがそんなに楽しいのか?
・10代のときに最も興味を持った趣味は何だったか?
・趣味の1つを在宅ビジネスにできるか?
・退屈せずにできる活動は何か?
・完全な一日とはどういうものか?

■事業のスタイルについて
・自宅で働きたいか、自宅以外の場所で働きたいか?
・人とどれくらい頻繁に接したいか?
・どれくらいのプライバシーを望むか?
・手作業の多いビジネスか、頭を使ったビジネスか?
・目標重視タイプか、プロセス重視タイプか?(言い換えれば、目標を設定してそれを達成することで最大限の満足を得るか、活動に没頭することで最大の満足を得るか?)


思ったとおりに正直に答えて欲しい。間違った答えはない。エクササイズに応えれば、自分の好みがわかり、最も情熱を持って取り組めることを選ぶ指針になる。どの仕事を選ぶにせよ、自分が本当にしたいことをすることが大切だ。

以上の答えが出たら、できるだけ多くのアイデアを紙に書いてみよう。現時点では、そのリストが、あなたが情熱を持って取り組むことができ、楽しめる仕事を選ぶ唯一の基準だ。

ウォード・ハウエル・インターナショナルのジョン・レイノルズ会長は、「この世で最も悲しい人とは、定年退職するまでがんばって働き、引退したら楽しく過ごそうと思っている人だ」と言っている。

(参考文献 自宅にいながらお金持ちになる方法 マイケルルボーフ著)


<感想>
人生において、自分自身に真剣に向き合い、自分が何に情熱を持てるのか、振り返ることは何度かあります。

大学選び、職業選択、転職、結婚。

それは人生をより良い方向へ向かわせるために、とても重要なこと。その都度真剣に考え、時にはまわりの意見も参考にして、自分で人生の選択肢を選ぶ。

その時は自分に向いている最高の選択肢だと思っていたことも、時間がたつと変わることもある。

仕事をしていてなんか違う。もっと自分が情熱を注げる仕事がある。と感じたとき、それをそのままにせず、その都度修正し、新しい一歩を踏み出す勇気を持つこと。

今回の上記エクササイズは新しく副業を始めたり、転職をしたり、就職や、結婚をする上でも参考になるのではないかと思います。

私自身もここで多くの時間をとり、改めて自分自身が情熱を向けられるものについて考えてみました。

私の場合は、成長していると実感できるときが楽しい。特にランニング、似顔絵、ゴルフ、ワイン、写真。

私の場合、この変でビジネスを始めることができれば、情熱を持てそうです。

みなさんも一度じっくりと考えてみてはいかがですか。

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せいじ
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