『東遊記』(1940年2月7日・東宝映画=満州映画協会・大谷俊夫)
皇紀二千六百年に沸き立つ昭和15(1940)年、満州映画協会と東宝映画が提携第一回作品として、日満友好をアピールするために作られた『東遊記』(1940年2月7日・東宝映画=満州映画協会・大谷俊夫)は、色々と興味深い作品。ヒロインは、本作の後に撮影された『白蘭の歌』(1930年11月30日・渡辺邦男)で日本でも大人気となった満映のトップスター・李香蘭(こと山口淑子)。
この項、執筆にあたり、こちらの「居ながらシネマ」さんのサイトも参考にさせて頂いた。こうした在野の映画研究