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娯楽映画研究所通信

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記事一覧

夕刊フジ「みんなの寅さん ふたたび」2025.01.27〜01.31掲載

1969年創刊の「夕刊フジ」55周年を記念して、やはり1969年スタートの「男は辛いよ」とのコラボ…

『ローラ殺人事件』(1944年10月11日米公開・1947年7月8日日本公開・FOX・オットー・…

 デビット・ラクシン作曲のテーマ曲で知られる、『ローラ殺人事件』(1944年10月11日米公開・…

『大江戸評判記 美男の顔役』(1962年1月14日・東映・沢島忠)

 沢島忠のリズミカルな演出が楽しい時代劇コメディの快作『大江戸評判記 美男の顔役』(1962…

『ホープさん サラリーマン虎の巻』(1951年10月19日・東宝・山本嘉次郎)

 戦後の東宝サラリーマン映画のスタートとなった、源氏鶏太原作、小林桂樹主演、山本嘉次郎監…

『一等社員 三等重役兄弟篇』(1953年1月13日・東宝・佐伯幸三)

 東宝サラリーマン映画というジャンルが本格的に始動した『三等重役』正続篇に続いて作られた…

『ラッキーさん』(1952年2月21日・東宝・市川崑)

 1月15日(水)の新娯楽映画研究所シアターは、東宝サラリーマン映画、社長シリーズのルーツ…

『プーサン』(1953年4月15日・東宝・市川崑)

 市川崑が横山泰三の漫画をコミカルかつシニカルに映画化した『プーサン』(1953年4月15日・東宝)。2025年1月22日に、東宝からようやく初DVD化される。これまではキネマ倶楽部のビデオ、日本映画専門チャンネルなどCS放映だけだったので、DVD化は本当にありがたい。藤本真澄の藤本プロに籍を置いていた市川崑が、大映京都に請われて演出した『あの手この手』(1952年12月23日)に続いて、『足にさわった女』(1952年11月6日)依頼の東宝作品。この時期の市川崑の戯作精神が良

『足にさわった女』(1952年11月6日・東宝・市川崑)

 越路吹雪生誕100年を記念して、2025年1月22日に東宝から初DVD化される市川崑の『足にさわっ…

『吹けよ春風』(1953年1月15日・東宝・谷口千吉)

 みんな大好き、谷口千吉&三船敏郎コンビのハートウォーミングな快作『吹けよ春風』(1953年…

『結婚行進曲』(1951年12月28日・東宝・市川崑)

 市川崑の才気煥発、ノンストップ・スクリューボールコメディの快作『結婚行進曲 Wedding Mar…

『嵐』(1956年10月24日・東宝・稲垣浩)

 稲垣浩監督、製作による心温まるドラマ『嵐』(1956年10月24日・東宝)。数ある笠智衆出演作…

『喜劇"夫"売ります‼︎』(1968年11月9日)

瀬川昌治『喜劇"夫"売ります‼︎』(1968年)。瀬川監督とフランキー堺の初コンビ作。原作は岸…

『風ふたゝび』(1952年2月14日・東宝・豊田四郎)

原節子と池部良、山村聰のメロドラマ『風ふたゝび』(1952年2月14日・東宝・豊田四郎)。永井…

『山と川のある町』(1957年2月12日・東宝・丸山誠治)

秋田県横手市を舞台にした、石坂洋次郎原作『山と川のある町』(1957年2月12日・東宝・丸山誠治)をスクリーン投影。 義母が横手の出身で、舞台となる高校に在学中、ロケ隊がやってきて、撮影のことをよく覚えておられていて、ならばと初見のカミさんと一緒に。石坂洋次郎の朝日新聞連載小説を松山善三が脚色。『若い人』(1937年・東京發声・豊田四郎)以来、連綿と映画化されてきた石坂文学の世界を堪能した。 宝田明さん、雪村いづみさん、小泉博さん、いずれもお世話になった方々ばかり。それに