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自分を大切にする本当の意味とは?自分を大切にする技術3選


今回は自分を大切にするための技術3選を
お話していこうと思います。

世の中では
・自己肯定感を上げましょう
・自分を大切にしましょう
って言われてますが

じゃあ具体的にどうすれば 
「自分を大切にできるのかが分からない」
という方が多いのですが
皆さんはいかがでしょうか?

自分を大切にするといえば
自分の欲求に答えてあげようと
お寿司食べたいなと思ったら
食べに行ってあげたり

休みの日はマッサージして労ってあげる
そういうイメージをされる方が
多いかもしれないのですが
それでは不十分なんですよね。

それだけで自己肯定感が上がったり
自分を好きになるっていうのはすごく難しいお話なので 
今回は本当の意味で「どうやったら自分を大切にできるのか」
大切にする技術を3つの視点からお伝えしていきます

3つのポイントの全体図をお話しておくと
1つ目「自分の感情を理性を一旦横に置いて理解してあげること」
2つ目「自分のできないことを認めてあげること」
3つ目「自分の弱さを 認めてあげることこ」
の3つになってます。

自分に優しくする自分を大切にするって言うと
「いやもう私十分にできてるからこそ
やることを先延ばしにしてやるべき事が今できてないし、
自分に甘いから妥協した人生になっちゃってですよね」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。

ですが、「妥協した人生になってるとかやるべき事を先延ばししてる」
という言葉のその裏には自己否定があるわけですから
その自己否定してるっていう時点でその人は自分に優しくないですよね。


1自分の感情を理性を一旦横に置いて理解してあげる

まさにこれが1つ目の
「自分の感情を理性を一旦横に置いて理解してあげる」
ということに繋がってくるのですが
私たちはやっぱり親だったり、 学校の先生だったり
世の中的に、こうするべきだよねっていう正しさの基準に よって生きちゃってるので

それに自分が反した時に自分を責めてしまいがちなんです。
例えば、やるべき事はすぐやるべきで
学校の宿題も夏休み早く終わらせて後はゆっくり休んだ方がいいよね

という親や先生によく言われる意見があります。

そこで「夏休みの宿題を後にやるタイプだから私は怠け者なんだ」
と思い込んでいる人がいたとします。

でも実際は全部終わらせているので
やる事やっており、何も問題はなかったりするはずですよね。

実は問題がなかったとしても自分に厳しいが故に問題を作り出していたりする事もあります。

人間なので誰しも怒りの感情や嫌なこともあるはずです。
ですが、あんまり人を不快な気持ちにさせたくないし
怒ったりすると雰囲気を悪くするから自分がNOが言えない。

そうすることによって
自分は辛くて嫌な条件ばっかり飲み込んで
理不尽な人間関係を気づいてしまったりとか

友達から遊び誘われた時も
「友達だったらせっかく誘ってくれたんだから行った方がいいよね」
「自分はちょっと今体調悪いしそんな気分じゃないんだけど
せっかく頼ってくれたから」って
自分の気持ちや感情ではなく理性だったり相手を優先してしまう。

でもそうではなくて、一旦理性とか置いといて
「今自分辛いんだもんね。
そういう風に辛い時もあるから断ってもいいん だよ」
と自分と接してみたり、

それこそ怒りの感情が湧いてきた時にも
「怒っちゃいけない。雰囲気悪くし ちゃいけない」
という理性を一旦横に置いといて
「確か にそんなことされたら自分だって怒るよ」
「さすがに限度ってあるよ」
とまずは自分の理解に徹してあげることが必要になります。

この様に自分の心と向き合えないと
自分の感情を分かって欲しいという欲求が人にはあるので
自分ではわかってあげられないから他人に認めてもらおうとなり
他人に依存した他人軸の人生になってしまうんです。

ですが、いくら他人に言われたところで自分が思えてないと
言われた瞬間は納得できるけど、それ以外の時は
「自分ってやっぱ間違ってたのかな・悪かったかな。。。」
と感じ、またその心の不安定さを埋めてもらうために
他人に肯定してもらおうとしたり。

常に他人を自分のために使ってしまう事にも繋がっていきます。
なので自分の感情にいい悪いとかではなく
そう感じてしまったものはしっかり自分の中で受け入れてあげて

自分が分かってあげることが大切になってきます。


2 自分のできないことを認める

そして2つ目のポイントとしては
「自分のできないことを認める」ということです。

人には当然得意不得意があって
できる分野もあれば、できない分野もあるわけですから
何も完璧な自分にならなくていいんです。 

やっぱり私たちは無意識に
「こんな自分だったらオッケーだけどこんな事すらできない自分じゃダメ」
という風 思ってしまいがちなんですが

実はそれって親子関係から来てたりします。
私たちは生まれた時は全員親が大好きなんです。

ですが思春期やある一定の時期からはやっぱり親が嫌いになる事が多いです。
その嫌いになる理由としては
本当は好きなんだけど、そんな私を怒ってくるお父さんなら嫌いです

本当は大好きなんだけど、僕のことを分かってくれないお母さんならもういらない
知らない、大嫌い

とつまり自分の理想像のあなたたちであれば私は大好きで愛することが出来るけど
私の思い通りにならないなら嫌いと条件付けで判断していました。 

なので他人にもそう求めてたように自分も
条件付けでしか愛せなくなっちゃってるという事です。

こういうお母さんならいいけど、こうじゃないお母さんなら嫌だよね。
私もこんな自分なんか嫌い、こんな自分じゃないと許せない。

と現実を見るんじゃなくて理想しか見えてない状態になるので
ありのままの現実を素直に見てあげる事。
人の特性として得意不得意があるわけなので
何でもできる自分じゃないとダメなんじゃなくて 
それができない自分でも今生きてこれてますよね。

そんな自分でも友達いるよね。
そんな自分でも雇ってくれる人いるよね。

このように現実を素直に受け止めることそうする事で
自分に対する傷がなくなったり、自分をありのまま認めることが出来る様になります。

本当にできない事があってもいいんです。

「いつも人に助けてもらう自分が嫌なんです」という方もいますが
周りの人に助けてもらえるほどの魅力があるわけですよね。

そして人は人を助けることによって自己自己有用感とかを感じたりするので 
人に助けてもらうことも1つ相手をいい気分にさせるための方法なんだと

実は人を頼ったり、人に助けてもらうことによって
自分も人も喜ばせてるという解釈を持てると少し心 が楽になってきます。


3 自分の弱さを認めてあげる

3つ目の「自分の弱さを認めてあげる」という点に関してですが
全然弱くていいんです。
そして時には逃げたっていいんです。
弱い自分を責めてさらに自分が傷ついて自分が嫌いになってしまう
というのは非常にもったいないです。

「本当の強さとは弱い自分を受け入れられること」
弱い自分さえも受け入れることが強さなんだよって言われるんですが
まさにその通りなんです。

「弱い自分がなぜダメなんだろう」って考えてみた事ありますか?

弱いものが悪かったりダメなんだとしたら
例えば赤ちゃんだったらどうだろう?
自分の飼ってるペットだったらどうだろう?

明らかに自分より立場が弱かったり自分で何もできなくて弱い存在だと思います。
でも弱い存在だからこそ、可愛がられてるって思いませんか?

赤ちゃんとかペットは沢山の人に愛されて助けてもらって生きてられてますよね。
ということは、あなたの弱い部分も他人から見たら魅力だったり
あなたに好感を持ちやすい ポイントなんです。

多分皆さんも完璧な人 よりもどこか弱い部分があったり、弱点が ある人の方がなんか人間らしいな、安心するな、何かあったら助けてあげたいな
とそういう風に感じると思うんです。

アニメの主人公やキャラクターには必ず1個弱点をつけておくそうです。

自分の弱さが人にとっての魅力に変わるので、その弱さを否定しているってことは
自分も辛いですし、その自分の魅力が相手に伝わらないので
他人からも好かれなくなっちゃう訳ですね。

弱さがあるから相対的に強さも存在できてるわけで
弱さがなければ自分の強さもないわけです。

なぜなら弱さがなかったら、強さが観測できず
全部強かったらそれは普通になります。

弱い部分があるから「自分のここって強みなんだろうな」って
強さも存在できるので、ありのままの 自分を認めてあげて
「そのままでいいよ!こういった部分もあっていいんだよ!」
「自分らしくていいんだよ」
という風に受け入れることを意識してみて欲しいなと思います。

私たち人間は感情の生き物って言われてるように
自分が好きか嫌いか幸せか不幸かっていうのは感情の部分が決めているので
自分がこうしなきゃいけないよね、こうするべきだよね、こういう自分でいなきゃ、
これが正しいから、っていう理性をとっぱらって

ありのままの自分を存分に認めてあげること、自分の感情を大切にしてあげること、自分を受容してあげることを意識していただければ
本当の意味で自分のことを好きになって
自分らしい人生が送れるようになっていきますので
是非少しずつでも意識していただければと思います。

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