noteを書く上でも通じるトコさんのアドバイスとは。「どのセリフをいちばん言いたいか考えると面白いよ」
ってことで神谷明のなだめ透かすホストぶりに比べると、
山ちゃんがゼロ年代いろんな人にインタビューした
記事はダイアローグ(会話形式)多めでどこを引くのが
いいのか若干判断に苦しんだけど、写経ノートに引き
写していた箇所を引くのが最も人生観と処世訓に
適しているのかなと。
曰く、
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noteを書く上でもそれは同じ。
「ここを読ませたい」って肝が見つかれば、大概あとは
そこに文章を肉付けしていくだけになるから、そこを
まず掴むこと。
まあそれが何かを見つけられずに逡巡してなかなか
書きつけるところまで辿り着けないのもまた時折の
ジレンマにはなるわけですけど。
ミニマルな要点だけで言えばここまで書ければ十分、
ではあるのですが、まずはあと一つ紹介してなかった
藤田淑子さんの名曲が残ってたので、まずはそれから。
ちょっと写経ノートで藤川桂介の言い分を見てたけど、
そういやこのEDも藤田淑子だったんだよな、と。
で、脚本にも介入している通り、これも川内康範案件
だったのね。音響監督が音響映像システム絡みで
田中英行さんだったのも確認。
(私が現物確認出来た数少ない音響監督の一人。
現在の声優事務所の一つでもあるシグマ・セブンの
設立時の一人)
『ドリモグだぁ!!』もまた後から確認すると『月光
仮面』の版権ゴロ川内康範の案件だったわけですが、
何故かこの怪作で興が乗ったらしく、何故だかこの
EDに関しては川内康範が作詞のみならず作曲もして
いる珍品。でもちゃんとキャラに入って歌ってる
藤田淑子らしい味わいが随所に観られるEDだなと。
そんなトコさんの主に(通って来てる方面が中心の)
歌手時代のディスコグラフィを集めたような音楽編は
こちらで。
「あわてない、あわてない」と
トコさんのディスコグラフィ。|torov|note
4072143332
神谷明本で白眉なのは「ひょっこりひょうたん島」の
アフレコ(25年ぶりで)行ったら、って話まで多岐に
わたり話をしているところですが、子役声優から切り
替えて『一休さん』に臨んだ頃の話をしているあたりが
興味深い。
なので、この間は歌手活動を中心にしていた時期が
あるの、が理解できる。
(青二プロの初期に名前を連ねていないのもこれである
程度は理解出来る)
ハンス少年は『アンデルセン物語』に出てくるアンデルセンの
役になるか。まあ金かけて東映動画が本格アニメ作ってた時期
から休養期間を経たのと同じくらい『一休さん』はやってた
長寿作品になってたと(『一休さん』298話『キテレツ大百科』
331話くらい、だったっけ)。
後年においては1990年代ゲーム卒業シリーズに関与していた
縁から後進指導も含めて『センチメンタルナイト』のメイン
パーソナリティを務めたり、毎日香のCMではさだきち君として
テーマソングも歌っていた。
(日本香堂のCMは絡みで「笑点」観てれば観られたし)
『ダイ』『ぬーべー』『デジモン』といった東映色の強い
作品や外画は観てないので演じてた中で記憶に強いのは
『サイレントメビウス』のラリー・シャイアン長官あたり
までですけど、再放送では日がな『一休さん』や『キテレツ
大百科』のリピートはあったので、声を聞かない年はない、
って方ではあったかなと。
一方『劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉』
では来生泪の再演をオファーされていたものの、健康状態の
悪化により参加できなかった。
演じられないことを悔しがっていた藤田淑子の精神力も
すごいが、二役(瞳に加えて来生泪役も)なんなく代演した
上で藤田淑子の言葉も広報した戸田恵子さんも十分すごい
わけですが。
noteを書く上でも通じるトコさんのアドバイスとは、でした。