チームが弱体化していった呪い「広島風カキオコ」の怪についておさらいしつつ、「風月」も衰退期に入った北海道でお好み焼きに関しては「広島式」にリスペクトがあり、あんなにも酢脂をブチ撒けるオタフクソースに支配された「混ぜ焼きの成れの果て」、と退けたくもなる横柄な関西風の態度をほとほと厭にもなる幾つかの理由について突き詰めてみる(それを静岡風情で「そこでやる?」も含めて)。
思い入れがやはりあるからやってみた。後悔したって始まらない
から本歌取り、と。
ま、基本的には旅を計画した時に広島市で泊まることを
却下されたので、広島県で泊まれたのは福山市だけだった
(わざわざ商店街が閉まる日を狙って宿泊地を取られた
アホさ加減な上にひたすらつまらん尾道をさんざ歩か
された屈辱がある)私が念願の広島でお好み焼きを食べた
帰りの駐車場で、ミシャの率いるサンフレッチェが入れ
替え戦に負ける様子をラジオで聴くことになる、って
シーンの前後に感傷的なエピソードが並んでいるわけですが。
(少なくともこれは広島が昼飯だけに寄る中継地で、
宿泊地であればまた状況も違っただろうなあ、と)
まあそんな私のお好み焼きとのコンタクトは概ね
こちらの記事に纏まっているのですが。
なぜ私は広島式お好み焼きを「リスペクトベース」に置き、
細もやしうどん玉派で混ぜ焼きの成れの果てを歯牙にも
かけないのか。 |torov|note
ちょっと久々にさぼさんの記事に参戦したら、矢鱈と
「主語のデカい狼藉」をかましているので、これは自ら
シテになって(本歌取りして)再びお好み焼きに関して
フラットに扱う為のガイドラインと呪われない為の工夫は
書き留めておくべきかと。
つれづれ日記(その2)・お好み焼きパーティー
|さぼてん主婦|note
ではまず清水の全面敗訴からチームが弱体化していった呪い
「広島風カキオコ」の怪についておさらい。
なお当然わかっているものかとは思いますが「日生カキオコ」
は『天地無用』シリーズに出てくる日生(ひなせ)ちゃん
のネーミングの故郷にして、B級グルメでもなりにその名を
知られる存在でその牡蠣を使ったお好み焼きは「カキオコ」
として登録商標を持っています。
いろいろ天地だと日生は使われてた気もするけど、
一応『新・天地』に出てた樋拿畝〔ひなせ〕◆山口由里子
は日生からのネーミング。
ここからゴドビ体制(ゴッドビート)が翌2014年までは続いたが、
順調に大榎(エノキサンバイエ)→田坂(タサカデイフィート)と
弱体化してJ2に降格。
小林伸二を擁してコンサドーレやセレッソ大阪と共に
2016年に再昇格するも、監督がなかなか安定せずに、結局
ジュビロ磐田を道連れに2022年に再降格する歴史と。
ホント他地域に蟠(わだかま)るコトバの無神経な使い方
に関しては勝負事のかかるスポーツにおいても時に致命傷
になりやすく、深刻に考える必要があるわけなので。
(誰も無神経な静岡気分の温とさで碌なことをしでかさない
JFAの無神経さにメスを絶えず入れるのがJリーグサポ
の嗜み、ってもんです)
まあこの件に関しては例のごとく「だが、情熱はある。」
二話でも蒸し返された「広島式お好み焼きで「そば抜き」
を頼んだ若様の親父(光石研)」ってところにも多分に
飛び火しやすい案件なものでね。
幣もとりあえずセンシティブに事を進めるのが吉では
あるのかと。
お好み焼きとモダン焼きに関してはこちらの記事で明確に
違うものと認定されており、モダン焼きのコトバ自体が
関西の一部地域でしか通用しない鄙びたコトバでしかない
のは明白。「下がれ下がれ」なローカルフードのローカル
表現でしかないと。
特にモダン焼きの、酢脂を塗ったくってからソースや
鰹節と混ぜなきゃいけない、には耐えられない。
(不惑以降はとみに酢脂を控えているので、伊集院光も
いまや怯える食べ物の一つになっているコナモノを
必然的に関西で避けるなら、会津屋タイプのたこ焼きか、
イカ焼きくらいしか選べない苦しさに関西の賎しさを感じる)
まあそれ以前に非鉄板文化圏の北海道だと、かつての
工業生産地帯に拡がる「鉄板文化圏の食べ物」に対する
デバイドがかなりある。だから「もんじゃ焼き」「たません」
「とん平焼き」「そばめし」といった「鉄板文化圏の食べ物」
がまずピンとこなくて見るからにまずそうに見える点、
も考慮の対象ではある。
でもそれ以前にもう関西の4割はオタフクソースに
支配されているものだから、関西風は「負」の「褻(け)」
に満ちたワンオブゼムに過ぎないのだ、とする見方すらある。
ま、お好み焼きは「餅(ビン)」「ふのやき(麩の焼き)」
「文字焼」(屋台)の文化から発生した業態の一種、
って説明はかなり腑に落ちた。
あとやはり広島カープと西城秀樹が広島式お好み焼きの
伝道師となっていたのもすごくよくわかる。
(芸能人が料理を振る舞う番組としては、既に『料理天国』
がその役割を果たしていたわけですし)
やはりすぐる(「ビッグカツ」などの駄菓子でも有名)
などのメーカーがある通り、味のポイントとしては
ツマミのイカ天で味を出すのも広島式の特徴の一つ。
家でやるときは、意外と外せないものだったり。
で、更にさぼさんが失念してるのがそれらの惚気に任せた
失言を静岡くんだりでかましている点。
「しぐれ焼き」すら紹介出来ない時点で周りが見えてない
上に、しては「主語がデカい」のに広島式お好み焼きに
対しての配慮も、現在の住んでいる土地の名物に対してもの
配慮もない失礼さに対しては、差別意識が抜けてない上での
惚気話なんざそれこそ「食えたもんじゃない」な、と。
あとそちらのコメント欄で「沖縄でお好み焼きを食べられない」
みたいな発言もあった感じだけど、沖縄のお好み焼きは
「平焼き」から来ている岸朝子の本にも載ってたヒラヤーチー
だろうなと。
お菓子っぽく黒糖入れたヒラヤーチーの変化版だとおそらく
ポーポーになるんだろうし。
さぼさんのお膝元だと代表的なB級グルメの雄である
「富士宮焼きそば」があり、そこに並ぶ代表料理があの
『ゆるキャン△』にも出てきた「しぐれ焼き」。
なぜこれを紹介せずして主語のデカい狼藉をかますのか、
ちょっと惚気過ぎだろうなと思う次第なんで。
静岡風情で「そこでやる?」が耐えられなかったので、
こう横歩取りしながら一つの記事に仕立ててみました。