谷ショーの「私、生きてる!」を見てると不意に『りりかSOS』のラストを思い出したくもなるけれど。コマネタも含めて「だが、情熱はある。」七話感想。
まあ『りりかSOS』のメインテーマは置いておきますが、
そっちの考察はとうに終わっているのでいつしかおいおい。
そういや『あちこちオードリー』でいち早く春日がBSフジの
『ビルぶら!』キャッチしてて、ちようど出てた土田晃之に
「録って観ようかなあ」まで言わせてるのがいいあたり。
ビルぶら!レトロ探訪- BSフジ
ニュー新橋ビルもテリトリーな春日だから、意外とBSフジ
ではない似たコンセプトで春日を回すのは理に適っているの
かも。
(ちなみに本編は梶原善と同じ事務所で
「パパはニュースキャスター」の生き残りでもある
西尾まりのナレーションだけは安定していて
そこだけは安心して聴けます)
そこは「愛情の「愛」と書いて「めぐみ」」の
中島愛だからこそ為せる業。~中島愛が引き寄せた
アポーツ(引き寄せ)の3曲。|torov
ワンカット紀行的な定点観測してた部分を春日のガイドで
BSテレ東的視点でぶらりすればそこそこ見応えもありそうな。
しかしほぼフル尺で四分以上もある映像大公開なのは
自信のあるコンテンツを送り出せている証拠。
そんな南海キャンディーズ完コピな圧巻のラストを
見せつけられた7話はコマネタを拾いつつ。
ひとまず「だが、情熱はある。」7話の小道具コマネタ。
若林が春日に説教しているときに春日が読んでいるのは
『美味しんぼ』の4巻。
後代だと金ピカ系の表紙に統一されているっぽいが、
1985年刊行当時はこの4巻まで毎巻カラーが違う色だった。
うどんのコシについてやパラパラチャーハンを世の中の権威
として後世に振りまいた話題性だけは高い4巻ですけど、
初版から幾刷りかまではモスグリーンの表示だったので、
春日が持っているのもそれと。
もう一つ山里が「復讐」と書かれたノートを公開した後に
若林が持っていたチャンピオンコミックスは手塚治虫の
「アラバスター」。これもまた復讐がテーマの一つに
なってるまんがかと。
いや、やはりここでイマジナリーに森本慎太郎な
山ちゃんには柳沢慎吾と渋谷凪咲が見護ってる、
というだけで安心して観て貰える何かがあるから
いいんだと思う。
他方いまだに「売れている」部分が殆んど描かれて
いない、「うにいくら」ではなく「オードリー」
命名以前のナイスミドル。
そのあたりでオードリー若林が出てこない爆問
田中光のトークに若林がショックを受けている、
ってサイドストーリーがまたおもろいところもまた
このドラマを彩っている人間模様の妙かと。
まあちょいと短めなので、進捗状況でも少しメモ。
ようやくSCRAP作業は堂珍まで大体切り出し完了。
いよいよ残り一誌を切り出すところまでは到達。
でもなんだかんだ言うても気色悪くてリスペクトのない注釈
、と言えば堂珍が略す「ルーカスフ」。まだルーカスFならマシだが
普段呼びとすればルーフェルだし。
誠意も敬意もなくてそのまんま風当たりが真っ向から
来てる堂珍らしい言い回しもまた魅力のなさそのものだな、と。