まあとある方で程良いアウトプットが出来ていな
かった頃、2019年末の象徴として書いてたものが
まずは「眉村卓的感性」を知る上での叩き台。
なので、そのセンテンスになってますが、まあ
お許し下さい。なのでここは文型を調えただけで
リライトまではしてないから、引用のハコに入れて。
ま、竹内まりや「時空の旅人」でもいいけど、今日の
BGMとしては『ギャラリーフェイク』で一番ハマった
EDで、片割れがガムランコースにいたものだから、
通ってガムランを演奏したのがちゃんとイントロに
反映されてもいるこれを流すのもアリかなあと。
眉村卓の略歴としては「かーずSP」さんのトコに投下
したものが一番まとまっているか。
ここ十年ほどにおける眉村卓ブームのムーブメントもここに
簡潔なまとめがあった。
と、
2度目の2018年における眉村卓ブームの余波に
関してはいくつかネットにも知見が残されている
ような。
2010年代に2度ブームがあったことを知らせているのは
件の阿部氏の朝日新聞に載ったベストセラーコラムか。
最初の読者であり続けた人へ|好書好日
阿部嘉昭(アベカショウ)
評論家、北海道大学大学院准教授
妻に捧げた1778話 [著]眉村卓
奥さまの為に捧げる話の数々もまたルバイヤート
(千夜一夜物語)の如く、ってあたりにも琴線は
あるのですが。
ともあれ『よりもい』10話の日向の格言
『時計の針を一番進めるものは忙しさである』
ではないけれど、何かに集中することで、を求め
られるとき、現実を直視せざるを得ない時にSF的要素
やファンタジー要素の力を借りて、一つづつ自分を立て
直していく、といふのもまた「眉村卓的感性」の要諦
だったような気はするのです。
(多分角川の文庫が「らノベルズ」を求めすぎた
代償はこの「眉村卓的感性」の要諦を完全に無視した
コレクション癖に陥っていることで、だからこそ「気味が
悪い」(キモカワイイのカワイイを剥がされた時点での
アンガールズみたいな「キモイ」)レベルに堕している、
といふのがまあ大体私が唱えている主張ではあるのです
けれども)
、ってのがひとまず2019年の総括で以前書いてみたもの。
だからそのもう一つの代償と副作用が現実の2020年にも
到来した、と観るのは、穿(うが)ちすぎですかね。
「眉村卓的感性」の喪失~だから、現実を直視せざるを
得ない時にSF的要素やファンタジー要素の力を借りて、
一つづつ自分を立て直していく、でした。