noteで書こうと決断した要素の一つには「note派生本」を幾つか手にするようになっていたから。この本もその一つ。大木亜希子『人生に詰んだ元アイドルは赤の他人のおっさんと住む選択をした』。
確かに「note派生本」を何冊か読んでいた経験が
多少なりともあったから、noteで書こうと決心
した一面は確かにある。
ってことで件の本。
まあ本文はわりかしいいのですが、noteでの
振る舞いはあんまりいい感じではないので、
ほぼ交流はせずフォローに留めているだけ、
ではありますが(時折しょっぱい動きをしがち
なのはこの人の特性なので「詮無いね」だし)。
まあおっさんのタイプとしては錦鯉の渡辺隆
みたいな声が浮かぶようなササポンの行動と言動が
ある意味この作品一番の癒しではある。
まぁこのおっさんササポンの行動原理と説得力は
大体私もおっさんなので共感要素が(淡々として
いることも含めて)非常に高い。
さてと。ド修羅場であるからこそ、ティータイム
にしましょう。~まだ、「あえて寝る」までには
至らない~|torov|note
一月往ぬる二月逃げる三月去る|あーやん|note
でこの小説(的なセミレポ)の芯にもなってる
アフォリズムの源はこのあたりか。
ま、生活にも役には立つ行動原理かと。
でラスト近くで沁みるのはおっさん的連想だと
「ロード」に行きがちだけど、あちら方面には
「さまざまな哀れ」しか感じられず共感性が酷く
薄いので、ここにふつける(匹敵する)歌になぞ
らえると、やっぱり私はアイカツおじさんではある
ので、どうしても「カレンダーガール」になって
しまうのかな。
『アイカツ!』と「どんなアイドルがどんなこと
をしても決して動じない心(DDD)」について~
「アイカツおじさん」的考察~|torov|note
何てコトない毎日が かけがえないの
オトナはそう言うけれど いまいちピンとこないよ
カレンダーめくって今日も わたしらしくアレ 前向きに
視界良好 おはようみんな
まあ本質的に小説の紹介をする時はアニメの感想
の時もなるたけそうしないように(色付きメガネ
で「こういうの」呼ばわりしないように)気を
付けてはいるのですが(その「こういうの」と
決めつけた作品を読んでいなくてもわかるように
とは心がけてる)、あえてこの小説を映像化なり
なんなりした時に「この解釈もアリかな」的な
提案を付けた方が親しみやすいかな、といった
感じのベクトルでいくのがこの本に対しては多分
適切なのかと。
まあ別の気分としては「トキオ的なキャピタル
(首都)都市にしがみついてる人達」の末期的な
行動の形かな、とも読んでて思いましたが、
まあもうそういう方にはとうに憧れのない人なので
そうした解釈も出来うるのかなと。
noteで書こうと決断した要素の一つには「note派生本」
を幾つか手にするようになっていたから。
といふことでその中から一冊をここでは取り上げて
みました。