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夜中一生懸命書いていた手紙を翌朝読んで恥ずかしくなるみたいな、否定をしないうちに(日記24)
明日の朝に目が覚めたら、今日の私を否定する私が起きるかもしれないから眠るのが怖い。
夜中一生懸命書いていた手紙を翌朝読んで恥ずかしくなるみたいに。
石橋を叩いて割ってしまわないように、わたしは時々宇宙に行く───のだけれど、
時々、大学へ向かって歩いている最中に、わたしの体を細胞レベルにまで感じることがある。
そうやってどこまでも(わたしでさえも)‘’現象の移動”でしかないことを知ると、「宇宙とか星とか見てると自分の悩みなんかちっぽけに思えてくるんだ」と笑う誰かとは真逆の、〈ミクロなわたし〉に救われることを知る。
どうしたってわたしは物質の集合体だから、ぜんぶ馬鹿馬鹿しいと一蹴できることもあるのだとわかる。
今日は1日風邪で喉と鼻を痛めながら、食と睡眠しかしていなかった。少しヒリヒリする喉を感じながら、痛みを感じることそれ自体の現象を不思議に思って、だから痛みを“痛い”と感じられなくなって、“痛み”を感じた。