物語の構造を考える(コルクラボマンガ専科 第一回講義を受けて)
念願のコルクラボマンガ専科第4期生になりました!
ここでは半年間、漫画家として必要なこと、テクニックや自分自身を知ること、発信方法や持久力などなど、色々なことを学びます。
先生方の講義内容もとても楽しみですし、50名の漫画家を目指す同期の皆さんと一緒に学べるので、いろんな刺激を受けます。また挫けそうになる時は励ましあったりしてともに向上できるので、とても心強いです。
さて第一回講義が2021年1月14日に行われました。
その中で「物語の型を覚えよう」という講義があり、「ベストセラーコード」という書籍から物語の7つの型を教わりました。
7つのストーリータイプについて、コルク代表の佐渡島庸平先生の講義はこちらです。桃太郎の話を使ってわかりやすく説明してくださっています
私なりに7つのパターンを分析してみたのでこちらにまとめておきます。
(注・あっているかどうかわかりませんよ!また物語の解釈で変わると思います。 あくまで私の考察ということでよろしくお願いします。)
1 「ブッカーの喜劇」をバレエ「白鳥の湖」(チャイコフスキー 喜劇バージョン)で考える
2「ブッカーの悲劇」を「半神」(萩尾望都)で考える
3「シンデレラストーリー」を「杜子春」(芥川龍之介)で考える
4「再生型・逆シンデレラ」を映画「デスノート」(原作 - 大場つぐみ・作画 - 小畑健)で考える
5「旅と帰還」を「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治)で考える
6「探求型」を映画「20世紀少年」(原作・浦沢直樹)で考える
7「モンスター退治」を「君の名は」(監督 新海誠)で考える
「ハウルの動く城」(監督 宮崎駿)を「ベストセラーコード」で考える
考察は一旦ここまでです。 みなさんはどうでしょう?
毎日一つの型について考察していました。特に「君の名は」と「ハウルの動く城」は時間も測りながら物語の型を考察したので、いろいろ気づきがありました。汚い字ですがこんな風にガチャガチャとノートに時間とあらすじを書き込みながらやってました。久々にこんなことしたので楽しかったです。
今回のこの勉強は、自分が作るストーリーを客観的にみられるためのものです。自分の創作する物語がもう少しマシになりますように。。。