#248 《先生と生徒の枠を超えて》レッスン前の小噺が私のお客さまになる。
私の暮らす土地にもたくさんの
ヨガインストラクターがいます。
ヨガ教室もたくさんあります。
そんな中…私のヨガ教室に5年、6年と長い方ですと8年間ずっと通ってくださってます。
私は週に3クラス担当してます。
ひとクラス10人〜17人。
子連れOKママヨガと
その他に
レンタルスペースでのヨガは少人数制です。
なぜ?私のヨガに通ってくれるのかな?と
自分でも知りたくなり考えてみました。
①市が主催のスポーツクラブ
初めの1年はレンタルスペースを借りて
レッスンを、していましたが
ブログにも書きましたが
ある日、市のスポーツクラブの方の目に
私のヨガのチラシが目に止まり
2年目からはこのスポーツクラブでヨガ講師としてお仕事がいただけるようになったんです。
市が主催のスポーツクラブなので
・幅広い年齢層の方が
安心して申し込みしやすい。
・レッスン料金も良心的で継続しやすい。
②ブログの力
私はこのnoteとは別にヨガ教室を始めるまでのブログを書いてて、そのブログを読んで来てくださる生徒さんも多く《私がどんな人なのか?》
前情報があるので『思ってた先生と違う』
という事が少ないのかも。
廣田なおさんと高橋マシさんのVoicy!
大好きな音声配信である《美筋ヨガレディオ》でマシさんがブログについて熱く語っている回に
うんうん!頷きました。
③私はヨガの先生らしくない。
ヨガ教室をはじめたばかりの頃に人生の大先輩でもあり第二の母のような存在である前職の上司から『先生らしくない!もっと先生らしく振る舞いなさい』と言われて…
ものすごくショックで落ち込んだんですが
あれ?待てよ!先生らしくないって事が
私の強みかも知らない!!
これが私の良いところかも知らない!と
なぜか?変な自信がついてしまい…
コレを私の強みとして生かしたら肩の力がフッと抜けて生徒さんとの距離もグッと近づいて
私はヨガインストラクターだけど
ヨガは売らない!私はその先にある
私の気持ちを届けるように意識してます。
④レッスン前の小噺が私の生徒を作る。
今はYouTubeで無料でヨガのレッスンを受けられるし、オンラインで有名な先生のフルレッスンが受けられる、先生とコメントしあえる!
わざわざ、私のレッスンを受けに来なくても
自宅で無料でいつでも、どこでも
ヨガのレッスンが受けられる時代。
地方で暮らす
何者でもない私ができることはなんだろう??
私ができることで生徒さんが嬉しい、喜ぶ事、
私が求められている事は何かな??と
考えたところ…
私の失敗、おっちょこちょい事件、
子育て、家族のこと、夫婦のこと、人間関係
私が経験して学んだ事をレッスン前に
小噺として話そう!!そう決めたんです。
昔、赤面症、手汗がぐっしょりで手を隠すクセがあった私が人前で話をするなんて…
恐ろしくて考えられなかったけど
大好きなヨガだけは話が別!!
とりあえずやってみよう!とすぐにチャレンジ!
はじめは
・ここ!!良いところだよ!という
話の場面を全く聞いてもらえなかったり…
・耳も心も私の方を向いてないから
ダイレクトにわかるから途中で顔が真っ赤になる自分が分かって心臓がバクバク…
・頭が真っ白になる日もあったり…
日々に心が折れそうになったけど
車の中、お風呂中、散歩時間、隙間時間を見つけては2〜3分で私の想い、伝えたい事を完結にまとめられるように練習、練習しました。
☆話す内容を最後はヨガ哲学に結びつけたり!
☆ヨガとは全く関係ない《笑い》を取りたいが為に話してみたり、色んな角度からチャレンジしていたらある日、フト…
あれ?生徒さんの耳も心も
私の方に向いている!という実感が湧いてきて
そこから一緒に涙したり、腹を抱えて笑ったり、
うん!うん!頷いて私の話を聞いてくれて
今では『ヨガも好きだけど先生のお話を聞けるのが楽しみです!!』と
ある意味、ヨガを褒められるよりも
話を聞く褒められるのが嬉しくて仕方ない。
⑤ヨガの先にあるもの
皆さんヨガをしたくてここにきてくださるけど
私がヨガを通して伝えたい事は…
うーん。上手く言葉にできないので
ここには書きませんが伝えたい事で溢れてます。
私に会いにきてくれる人、
生徒さん同士でつながる仲間…
同じ練習生として一緒に学べる空間。
私も毎週、ここに来れば必ず会える
仲間がいる事が嬉しくて仕方ありません。
これは本当に私の事なのか?
もしかしたら これは全部、夢なのか?
不思議でなりませんが…
夢でもいいので!これからも
小さな冒険を楽しみながら一歩ずつ。
それでは今日も心穏やかに
ポジティブでありますように。