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#281 《娘の進路を応援できた日》それって男の人の仕事じゃないの??

中学二年生にもなると、

『どこの高校に行くんですか?』

そんなに会話した事ないママさんや
ご近所さんからもよく聞かれるようになった。

地元では進学校である
〇〇高校に行ったらすごいね!えらいね!と

必ず褒められる高校がある。

そうか!あの高校に行くと周りの人から
すごいね!えらいね!と言われるんだー!

子供の頃の私の記憶にずっとある。

でも、何がすごいのか?偉いのか?
   いまだに私には分からなくて

それは
今でも私の頭の片隅にちょこんと居座っている。

中2の娘は進路のことを一切、私に相談する事なく

行きたい高校を決めていた。

私は…と言うと

・お父さんとお母さんに
    相談しないと決められない。
・お父さんとお母さんが
いいよ!と言ってもらえないと決められない。

お父さんとお母さんの意見が私の中の絶対!
だったから勝手に決めるなんてもってのほか!

だから、娘を頼もしく思うと同時に
決めた高校が…

『そこは男の人が行く学科なんじゃないの?』

無意識で思っている私がいたし、

私の母に関しては《えっ?》と

とてもビックリしてて反対したい何かを言いたい顔をしているのかすぐに分かった。

私も心のどこかでは悶々としていた。

昨日はヨガのレッスン日でそろそろ出勤時間だ!と家を出ようとした時に

ピーンポーンと来客があった。宅急便かな?と

ドアを開けるとそこにいたのは

モデルさんみたいな可愛らしい女の子がいた。

『あら!きれいな人!私が男だったら連絡先を
渡しちゃうかも!』と

心の中で思いつつ

『こんにちは!』と話を聞くと

『電気のメーターの交換と修理にきました!』

とのこと。

きっとこの子は私に伝えに来ただけで

男性の作業員が他にいるんだろうな!
と思いつつ

『お願いします!』と任せて

身支度をしてから 私は車に向かった。

そこから見えた姿が
先ほどの可愛らしい女性が作業してて

その姿がこれまたカッコよくて…

私は思わず駆け寄って

『女性がこういう仕事をするんですか?』と
     声をかけてしまった。

すると女性は私にビックリしながらもニコッと
笑って『よく言われるんです』と自分の事を話してくれた。

大学を卒業して就職したものの

電気工事士になりたくて
自分で勉強して資格を取り

こうして仕事をしていること、

そして
この仕事がとっても楽しいんです!!と

私が中2の娘の話をすると
『娘さんのこと!私、応援してます』と
めちゃくちゃいい笑顔で言ってくれるものだから

私のモヤモヤはスーッと消えていった。

娘が選ぶ道、
娘がやりたいと思う事を応援しよう!!

私はルンルンでヨガの仕事に向かうのでした。

それでは

今日も心穏やかに

ポジティブでありますように。


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