#257『言葉は七変化』言葉を見直したら心の扉が開く。
思春期の娘に私が気をつけている
《ある言葉》があります。
それは
『その年頃には よくある事だから…』です。
この言葉を私が使った時に
娘が少しムスッとして、
なんの言葉も返ってこなかった時に…
《あっ!しまった!》と思いました。
娘よりも早く生まれてて、
娘よりも人生経験がある私にとっては
・その気持ち分かるよー!とか
・そう言う時期が誰にでもある!
という事を経験しているから
《よくある事だよ》と
言って安心させい!!
そんな気持ちが私にありましたが
娘、本人にしたら それは初めての事!!
初めての気持ちに困ってるんです。
そう言えば!!私もお母さんから
《よくある事だから大丈夫!!あははー》で
済まされると、
私はそれ以上は何も言えなくなった。
どうせまた、よくある事だから〜で片付けられるんだと思うとお母さんに話したくなくなった。
むしろ!!
よくある事で悩む私は変なのかな?と
ここでもネガティブな私がひょっこり顔を出す。
そしてまた落ち込む。
そんな自分の経験から
娘から何か悩みを打ち明けてくれた時は…
相手の話を そのまま聞く、受け止める。
↑↑ これが一番!難しい!!
何かと自分の経験談とか、私だったらとか
自分の話をしてしまう。
でも、話を聞く側を徹すると相手の方から
心を開いて話してくれる。
その時は『もう少し聞かせてほしい』と
心のモヤモヤを一緒に言葉にして
外に出してほしい…そう願いながら話を聞く。
(無理矢理こじ開けるのは✖︎)
私が解決してあげよう!!
なんて気持ちはおこがましい。
人には自分で立ち直れる力がある!!
あくまでも私はサポート役。
そんな気持ちで会話するようになったら
貝のように口を閉ざしていた娘は少しずつ
私に何でも話してくれるようになりました。
もちろん!!『よくある事だから…』を使う事もありますが、そのひと言で終わらせずに
お互いの意見を交換しあって
なぜ?その言葉を私が使うのか伝えます。
なんだそれ?使うの?使わないの?どっちよ!って思うかもしれませんが(笑)
言葉って難しい。
言葉は生き物だから人によっても
使うタイミングによっても
同じ言葉でも
その瞬間、瞬間でカタチを変えるんです。
難しいから慎重に使いたいし、面白い。
我が子の生きる力を信じて…
必要な時にお母さんが
いつでも手を差しのべられるように
いつも家族を近くに感じていたいです。
それでは、
今日も心穏やかで
ポジティブでありますように!!
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