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あのポケモン、英語で何ていう?
英語講師のToriです。
Pokémonは世界共通語ともいえるくらい、ポケットモンスターシリーズは世界中で愛されるゲームとなりました。しかし、登場するポケモンの名前は国や地域によって異なります。英語版では、英語の意味に由来してポケモンの名前が付けられることが多いので、ポケモンの英語名を通して英単語を覚えられそうですね。今日は、日本版と北米版での代表的なポケモンの名前の違いについて見ていきます。
日本版と北米版のポケモンの名前
ピカチュウ vs Pikachu
もっとも有名なポケモンの一つである「ピカチュウ」は、日本版と英語版で名前が同じです。ピカチュウは世界中で知名度が高く、そのままの名前で受け入れられていることが多いのです。また、北米版のライチュウ (Raichu)、ピチュー (Pichu)も同様です。
ヒトカゲ vs Charmander
日本版の「ヒトカゲ」として知られるポケモンは、北米版で「Charmander(チャラマンダー)」という名前になっています。日本語の「火(ひ)」に対して、英語では「char(燃やす)」と「salamander(サンショウウオ)」が組み合わされています。「char」だけでなく、実は「Salamander」も炎の中で生きると言われていた動物で、火を連想させる意味を持っています。
フシギダネ vs Bulbasaur
日本版では「フシギダネ」として知られるこのポケモンは、北米版では「Bulbasaur(バルバソー)」という名前で呼ばれています。日本語の「不思議な種」に対して、英語では「bulb(球根)」と「dinosaur(恐竜)」を組み合わせた名前が付けられています。英語版では、特性よりもその見た目が由来になっているようですね。
ゼニガメ vs Squirtle
日本版の「ゼニガメ」は、北米版では「Squirtle」と呼ばれています。「Squirtle(スクワートル)」という名前は、「squirt」(水を吹き出す)と 「turtle」(カメ)の合成語です。「Squirt」は水を強く吹き出すという意味。ゼニガメの技の一つ「みずでっぽう(Water Gun)」が連想できますね。
カビゴン vs Snorlax
「カビゴン」は日本版の名前で、北米版では「Snorlax(スノーラックス)」という名前に変わっています。英語では「snore(いびきをかく)」と「lax(気楽な、のんきな)」が組み合わされています。常にいびきをかきながら、のんきに眠っているカビゴンの姿をよく表現していますね。
メノクラゲ vs Tentacool
「メノクラゲ」は日本版での名前で、北米版では「Tentacool(テンタクール)」という名前になっています。このポケモンは水と毒のタイプで、その名前の由来は「tentacle(触手)」と「cool(クールな、冷たい)」から来ています。このように、北米版のポケモンは二つの単語を組み合わせた名前が多いです。
興味が出たら、ぜひ英語で遊んでみよう!
ポケモンの名前の違いはとても興味深いですよね。北米版のポケモンの名前を調べることで、自然と単語力も磨かれそうです。
名前だけでも勉強になりそうなポケモンですが、実は英語教材としてもおすすめの英語で遊べるゲームなのです。日本版のポケモンも、ゲーム内の言語を変更することで、英語のゲームとして遊べます。ポケモンの名前や技はもちろん、登場人物たちの会話からも、たくさんの役立つフレーズを学ぶことができますよ。ポケモンを楽しみながら、英語力もゲットしてみてはいかがでしょうか。
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