見出し画像

『サピエンス全史』に学ぶ、噂話について。

おはようございます、とらこです。
本日の天気予報は『雨』ということで、早いうちに散歩を済ませました。未だ雨が降りそうになかったのと、風が涼しいので汗がでてこないということで、500メートルほど距離を伸ばして歩くことに。自然の中を散歩して、気分がリフレッシュしました。

さて、昨日から新学期が始まった娘の子とらちゃんですが、さっそく友人から噂話を仕入れてきました。「別のクラスのとある男子が、女子達にしつこくし過ぎて嫌われちゃったらしい」という内容でした。

小学5年生にもなると、噂話に興味を持ちやすくなりますよね。これは、成長過程の一環でもあると思うのですが、社会的なスキルや人間関係に対する理解が深まっている証でもあります。子とらちゃんも、お姉さんになりました。

噂話といえば、1200万部突破の世界的ベストセラー、著者ユヴァル・ノア・ハラリさんの『漫画・サピエンス全史(人類の誕生篇)』が脳裏に浮かびます。私たち(ホモ・サピエンス)は、社会的動物であるので噂話というのは、情報収集のために必要なものであるという話が印象的でした。

漫画なので読みやすく、子とらちゃんも大好きな本です。

7万年ほど前に言語能力を獲得したサピエンスは、何時間も噂話ができるようになった。誰が信用できるかという確かな情報があれば、群れの規模を拡大できる。それでサピエンスは、より緊密で高度な協力関係を築けるようになったんだ。

『漫画・サピエンス全史〜人類の誕生篇〜』P75

私は、噂話があまり好きではありません(社会不適合者確定)。事実かどうかも分からないし、噂されている人と接する機会があっても、周囲の人が言うほど悪い人でなかったりすることが多いからです。噂された本人も、やがて心境に変化が生まれて、言動や行いを改める可能性もあります。学校や習い事などの評判も、子とらちゃんが決めること。そう、割り切っています。

子とらちゃんには、「以前、子とらちゃんと友達になりたいって声をかけてくれた子だよね?噂話よりも、子とらちゃんに対して彼はしつこくない、いつも優しく接してくれている事実の方が大事だと思うよ」とだけ伝えました。

これが、正解かどうかは分かりません。子とらちゃんがどう受け取って、判断するのかどうかは本人次第です。大切なことは、噂話で他人を傷つけたり、悪影響を及ぼすことのないように伝えていくことだと思います。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!

とらこ
よろしければ応援のほど、よろしくお願いします!いただいたチップは、執筆の活動費に使わせていただきます^_^

この記事が参加している募集