人生疲れたと諦めかけた
この出来事は、2024年12月16日(土曜日)22時半頃の出来事でした。私は本気で人生疲れた、死んでしまいたいという思いでODと呼ばれる行為をいたしました。薬は医者から処方されている1ヶ月分の量です。抗精神薬が処方されていたため、ODの中でもかなり危険なことを後から知りました。
なぜODをしたのか?
私は今までうつ病と診断され継続的に通院していました。でもそれは自分をコントールするものであって、一気に飲むと言った発想はなかったんです。
でも、今時SNSやニュースでODという言葉を聞くようになりました。その影響なのとみじかに薬があったせいなのかわ正直なところわかりません。ただ危険な行動をしてしまったのは紛れもない事実です。
多分、嫌なことに嫌なことが重なったといったところです。その場はもうどうでもよくて、ただただ死にたかったです。結論を言えば、消えたい、死にたい以上です。
実際は辛いの?
これは当たり前に辛いです。大きい粒の物から小さい粒のものまで一気に飲むので、(思い出したくないほど)2リットルのペットボトルを片手にどんどん飲み込んでいきました。
私も悪いのですが、1ヶ月分程の予備を持っていた為、1ヶ月分くらいいいやと軽い気持ちでしたが、もう飲み始めたら薬を出してから飲んで涙こぼしてで最悪です。
あんな経験二度としたくないです。結局、消えもできないのに辛いことをして、他人に心配かけるという厄介者です。
OD前後はどうしてた?
まずは私の実体験では、私は意識が朦朧としながらも唯一本音で話せる大切な人に無意識に電話をしていました。ここからは思い出すだけでも涙が溢れてしまいます。
まず、相手は私の異変に電話越しですが、即気づきました。そして優しい声で「今すぐやめて」「飲むのやめて」と言われました。そして相手も想像してしまったのが「ちょっと吐いてくる」と言って少しして電話が切れた気がします。もうこのあたりは意識が朦朧としていたので覚えている一部分だと思ってください。私は電話が切れてからもひたすら飲み続けていたら、家まで数分で飛んできてくれました。そして「吐いて」と何度か言われた記憶があります。もう意識が戻った時には「吐いたからもう出ないよ」と言われたきがします。ここでお気づきの方がいると思うんですが、意識を失ってるんですよね、怖いことに。きっと私がある程度意識が戻るまで必死に飲み物を飲ませてくれた形跡がありました。(これは次の日に確認にしたものです)て、ことはなんですが、寝るまでも介抱にあたってくれたということです。次の日、食べ物、飲み物を買ってきてくれて私の家の鍵を持って、「20時には帰ってくる」と言って仕事に行ったんだと思います。
翌日の私はまともに歩くことができなかったので鍵を持って出て行ってくれた行動はありがたかったです。鍵を持っていたらきっと外に出てしまっていて一歩歩けば転んでしまう状態で、普通に歩きたくてもうまく歩けない状況でした。
でも翌日には思うようには歩けない物の意識はあった気がします。LINEで食べたいもの聞かれて答えていたんですが、後からLINEを開いてみると誤字がヤバかったです。あんまり携帯の操作ができていなかったぽいです。そしてご飯を買って帰ってきてくれて、PCの確認等してくれて会社の必要な連絡を返してくれていたり、仕事を手伝ってくれていて、その日は帰って行きました。ここで20時まで何をしてたか明確に覚えているので説明させてください。
あっ…空白の時間にこんなこともありました。この日はいつもよりどっか抜けていて、鍵もないのにバスに乗って出かけていたんです。鍵を開けっぱなしで。いく場所はいつもの場所だったんですが、脳が弱くなっていたのか「鍵がなくても出かけよ」みたいな考えかたが起きたんです。いつもならそんなことしないのに…しかも携帯を持たないで家を出ていて…もう家には戻れない状況とバスが来たのでバスに乗ってしまって、「お金ないです」のやり取りをバスの運転手さんとしていたら、おじいさんがお金を渡して下さったんです。脳が回転できなく、ただただもらって、払ってでおじさんにお礼を言えませんでした。まぁまたここからが問題で、知り合いと待ち合わせをしていたのに携帯を忘れるというハプニング…一旦ルノアール入って「携帯かしてくれないか」と言うヤバイ奴&時間潰しに入ってました。ちゃんとドリンク代(クレジットカードは持っていた)で払いましたし、そこは安心してください。でもどうしても連絡を取らなきゃいけなかった私は、ショッピングモールに座っていた女の子にXを借りて連絡しました。ですが会えなくて、そこそこの距離を歩いて帰りました。この話嘘じゃないのが驚きですよね…。自分でもやばい一日だったと思ってきます。ご迷惑をかけた方、優しくしていただいた皆さんに直接謝りたいです。
そして事件から3日目、意識もはっきりあり、歩きも少しチドリ足みたいになってましたしエスカレーターで前の人にぶつかりそうだったり側から見たら「何この子?」と差別されてたと思います。それでも、家に閉じこもってるのが嫌で外に出てたくさん歩きました。結論3日目には歩けて回復できました。
4日目から、普通に出社しました。
メリット・デメリット
メリット
・無し
デメリット
・結論しねません
・苦しいです
・後遺症が残るケースがある
・薬を飲むことにトラウマを覚えます(サプリ等も)
・ODを思い出しただけで吐きそうになる
・人に迷惑をかけて後悔します
ODしている人の助け方
まずは、近しい友人がSNS投稿で病んでいたり、柄ではない投稿をしていないか確認する。また、いきなり連絡が途切れていないかを気にしておく。
自殺を試みるような投稿後、連絡をしてみてもつながらない場合、本人と一番仲のいい知人などに連絡が取れるか聞いてみる。彼氏、彼女であったり家が近くの場合は実際に家に行ってみる、または110番通報して住所と名前、SNSの投稿の件を伝えてみる。
誰かの一声で助かる場合もあります。
とにかく連絡がつかなくても、本人との連絡を諦めないでください。
連絡が取れている場合は、絶対に最後のSOSを逃さないであげてください。
そして、電話越しでも文字越しでも引き止めてあげてください。
実際に家に行けた場合は、ODしている場合はすぐ吐かせさせる。
手遅れそうだったら、119番で救急車を呼ぶ。
できることがあれば尽くしてあげるのがベスト。
最後に
実際、たくさんの方が希死念慮または自殺念慮は心に傷を負っている現代社会。きっと、簡単には治りませんし、記憶という傷は癒えないと思います。現代社会の1人として、なぜ「死」という思考を持つようになってしまったのかは正直わかりません。私は物ご心をついたときには、心に傷を負ってたみたいです。私の場合は家庭環境が悪く、親からの虐待が通院している心療内科の先生曰く大きいとのことでした。なので、ある程度の家庭で育った方にはあまり分かってもらえないかもしれません。私も正直心の傷から解放されたいです。きっと、同じ様な病院に通院してる方なら分かり合える何かがあるのですが、一方わかってもらえないことがほとんどです。でも誰かが寄り添ってあげることで、一人の命が救われるかもしれません。私は実際に寄り添ってもらえたからこそ、今があると思っています。
「生きていて良かった」と思う瞬間がいつかはくる!と思いましょう。私は、あたり前のことが「生きていて良かった」瞬間になりました。これからも、救って頂いた方のためにも周囲のためにも、何より自分のためにも生きていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。