となり

初心者なのに文芸部に入ってしまった高校生です。 のんびりと小説・詩・エッセイ・短歌などを書いてます。

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【詩】帰り道

橙色の光に包まれて 歩く帰り道 チャイムの音 鳥の鳴き声 車のエンジンが響く 聞きたいのは あなたの声なのに

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【詩】帰り道

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    【エッセイ】哀しきうちの部活

    今も昔も、学生の自己紹介の定番といえば「所属している部活について」である。大抵の場合、「何部なの?」「〇〇部だよ」「へぇ、そうなんだ!いいじゃん!」というようなやりとりで会話が弾む。しかし、私が高校生になってから、こんなにもスムーズに話が進んだ試しがない。 私は高校で文芸部に入った。文芸部とは小説や詩、エッセイなどの創作を行う部活なのだが、吹奏楽部やサッカー部というような人気部活と比べると、かなり知名度が低いようだ。入部したことを伝えても、初めて耳にする言語を聞いた時のよう

    【エッセイ】哀しきうちの部活

    【短編小説】ここが居場所

    目が覚めると、果てしなく広がった草の海の上で、私は寝そべっていた。私以外には誰もいない。風が吹くと、青くみずみずしい香りが私の頬をなでた。空の高いところには大きな雲が三つだけ浮かんで、太陽の前を流れていく。 私は大きく息を吸ってみた。 「…苦しくない」 空気って、こんなにも優しいものだったんだ。こんなにも癒されるものだったんだ。 「あぁ、私、逃げて来れたみたい」 私はそっと起き上がって草の波の上を歩き始めた。たまに鼻歌を口ずさみ、どこへ向かうわけでもなく、ただなんとなく。履

    【短編小説】ここが居場所

    インスタのアカウントを作ってみました noteほど更新されないかもしれないですが遊びに来てください〜 https://www.instagram.com/tnr_rnt3?igsh=MWIybnRrYnF0NGVubw%3D%3D&utm_source=qr

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    【短歌】眠れない夜に #2

    【短歌】眠れない夜に #2

    【詩】消えた

    部屋から温もりが消えた 光が消えた 色が抜けた ご飯が冷めた あなたは去った 「また会いに来ますから。」  そんな形だけの置き手紙を残して 夏とともに

    【詩】消えた

    【短歌】眠れない夜に(2首)

    一枚目、読みにくくてごめんなさい いい夜を!

    【短歌】眠れない夜に(2首)

    【詩】私達

    ずっと「私達」だと思っていたよ なんてね どうか お元気で。

    【詩】私達

    【詩】暗闇に溶かして

    黒いコーヒーを揺らして 甘い砂糖だけじゃなくて 花束の色も 部屋の隅のギターも 金木犀の香水も カーテンのぬくもりさえも 今すぐに溶かしてしまいたい 忘れたくないと願ったいつかの思い出は 全部破って今日捨てた だから 何も残らないと思っていたのにね まだこの部屋に 欠片が散らばっているみたいだ さぁ 枕元に溜まった 水溜りの三日月を抱いて眠ろう 寝る前によく聴いていた あの曲はもういらないよ 夢で逢えたらなんてバカみたい 暗闇だけが見たいの 隣を見ても誰もいない

    【詩】暗闇に溶かして

    【エッセイ】乗り越えられない小さな失敗

    あぁ、またやってしまった。 どうして私は学ばないんだろう。 何回同じ間違いをすればわかるんだ。 私は手に持っていたペットボトルを強く握った。 『よく振ってからお飲みください。』 この世に生まれてきて今年で16年目になる私。 外出した時など、自販機やコンビニで飲み物を買う機会は何度もあったはずだ。 その中で私はすぐにヤツの存在に気づけたことがあっただろうか。 私がヤツの存在に気づくことができるのは、だいたい一口以上飲んだ後だ。 マイルールだが、ヤツに気づくのが飲み始めの

    【エッセイ】乗り越えられない小さな失敗

    【エッセイ】幽霊に物申す!

    ※このエッセイには少しだけホラー要素が含まれています。苦手な方は気をつけてお読みください。 夏になると、友達との会話の中で「幽霊って信じる?信じない?」という話題が出てくる。 私は信じたくない派だ。 なぜなら怖いから。 怪談話は好きだが、その登場人物と同じような目にあいたいとは思わない。 今日は、そんな私が怪談話の主人公になってしまった時の話を聞いてほしい。 私は幽霊を見たことがない。 ただ、声らしきものを聞いたことはある。 初めて聞いたのは、昔アパートに住んでいた

    【エッセイ】幽霊に物申す!

    一応JK「となり」の1週間日記 #2

    どうもです。 1週間ほど体調を崩していたため、まさかのたったの2回でこの企画は終了します(笑) ↓前回の記事はこちらから↓ 今はもうすっかり治りました!! 心配してくださった皆様ありがとうございます! さぁ最後の1週間です! どーん オリンピックなどネタがたくさんありそうな期間に休んでしまったなと、改めて感じております。 締まらない最終回(2回しかやってないけど)で申し訳ないです。 来年こそは毎日書くことを目標にして頑張りたいと思います!! これからもよろしくお願

    一応JK「となり」の1週間日記 #2

    私は忘れない。

    8月になると、幼稚園の園長先生を思い出す。 お元気にされているだろうか。 芯があって、怒ると怖くて、包むような優しさと安心感のある園長先生。 そんな園長先生は戦争体験者で、 毎年この季節になると戦争の話をしてくれた。 まだ幼かった先生が体験したのは太平洋戦争。 普段から自分の名前が書かれた防災頭巾を被り、庭に生えたタンポポなどの茎を食べ、防空壕で生活していた。 「防空頭巾(たぶん当時は防災頭巾を防空頭巾と呼んでいたのだと思う)に名前が書いてあるのは、もしも爆弾に当

    私は忘れない。