#688【お金】ふるさと納税は気軽に政治参加するための第一歩⁉︎【政治】
これまでにも何本か、ふるさと納税に関する記事は書いてきましたが、今回は『ふるさと納税が政治参加への第一歩』と言うテーマで書いてみたいと思います。
ふるさと納税の事を、2000円の手数料でお得な返礼品がもらえるシステムだと思っている人は多いと思いますが、実はそれだけではありません。
実際にふるさと納税をされた人はご存知だと思いますが、各種ふるさと納税サイトから返礼品を選ぶ際に、『寄附金の使い道』を選択することができます。
これはつまり、自分の応援したい地元の街の事業や、自分の推進したい事業を行っている地域自治体に対して自分の意志を直接届ける事が出来る訳です。
例えば、『国内のロケット事業を推進したい』と思った場合、北海道の大樹町(堀江貴文氏のロケット開発会社がある街)に寄附を行い、寄附金の使い道として『宇宙の街推進事業』を選択すると、自動的にインターステラテクノロジズ株式会社に寄附される事になっている様です。
他にも『人口減少対策』『教育改革』『農業支援』など、各自治体によって内容は異なりますが、ガバメントクラウドファンディングとしての寄附金の使い道について我々が選ぶ事が出来るのです。
そもそも、返礼品自体ふるさと納税制度ができた当初は無く、後付けで追加されたものである事は意外と知られていないようです。
ふるさと納税は、菅義偉元首相が総務大臣時代に、当時内閣参与だった高橋洋一さん考案のもとに始まった仕組みです。
きっかけは、菅さんが地元の秋田県に納税できる仕組みがないかどうかを高橋洋一先生に相談したところ、今のふるさと納税制度が出来上がったそうです。
そんな訳で、『贅沢品が貰えてお得な制度』という側面ばかりが注目されがちな『ふるさと納税制度』ですが、我々国民が議員を介さずして直接政策に携われる貴重な政治参加の機会とも言えます。
その事も知っておくと、返礼品の選択だけでなく、地域選びや寄附金の使い道を考えるといった楽しみも増えると思いますよ😆
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