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「明治維新という名の洗脳」という本を読んだ。
幕末、若い萩藩士5人が命がけの密航でロンドンへ留学した「長州ファイブ」。出航の4か月前に同じメンバーが英国公使館焼き討ち事件を起こしていたことは知らなかった。
なぜ、敵視した国の手引きで留学できたのか?
幕末前後、誰が何を描いていたのか、どんな野望を持っていたのか、知らないことばかりだ。
150年を経て尚、日本政治のコントロールの中枢に萩藩の血が勢力を握っているから、わずか150年前の史実すら僕らは知り得ないのか。
「竜馬がゆく」に感化され将来を描いた学生時代を送った僕は、若い頃はいわゆる司馬観に洗脳されていたかもしれない。
だけど、近代史をおろそかにしてきた学校の授業カリキュラムがおかしい。平城京や平安京の年号を暗記させたれても、フランス革命が世界を変えた意味を教わった記憶もないし。